ゆきまつ孝太郎活動報告〔無所属〕

名張市議会議員【2期目】 教育民生委員長

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2012-05-14 [ Mon ]
テーマ:任天堂

 任天堂が4月末に発表した2012年3月期連結決算は、営業損益が423億円の赤字だった。これについて、大前研一や専門家が分析されている資料を、紹介したい。

『任天堂の岩田聡社長は昨年、スマートフォン向けの無料ゲームアプリに押され、業績が悪化しているとの批判を受け「任天堂は違う」。「スマートフォン(多機能携帯電話端末)がどれだけ普及しても、ゲーム機が必要だということを証明してみせる」と言ってのけた。しかしながら、任天堂は昨年、ゲーム機の値下げ、新型ソフトウエアの投入、経費節減などで総力戦を展開したが、2012年3月期は1962年の上場以来初となる赤字に転落した。世界で初めて発売した眼鏡不要の3Dゲーム機も通用しなかった。

 内容は、売上高は前期比36%減の6476億円で、過去最高だった09年(1兆8386億円)の3分の1に落ち込んだ。わずか3年で天国から地獄へと転落した形だ。

 1889年に京都で花札メーカーとして出発した任天堂は、玩具メーカーを経て、1980年代に家庭用ゲーム機に参入。ニンテンドーDSシリーズ、バーチャルゲーム機の「ニンテンドーWii」など革新的な製品をはじめ、ポケットモンスター、スーパーマリオなど、世界の子供たちをとりこにするキャラクターを誕生させ、世界市場を席巻した。06年の「Wii」など新製品が連続してヒットし、09年には過去最高の業績を記録。最も革新的な企業と称えられ、年間2000億-5500億円の営業利益を上げる日本の代表的企業となった。

 危機は成功の絶頂期に前触れもなく押し寄せた。成功に酔っている間、スマートフォンというライバルが登場し、それに対応することができなかった。任天堂がゲーム機販売に熱中する間、スマートフォンやタブレット端末向けの無料ゲームが大量に登場し、フェイスブックなどソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じたゲームも普及した。「ゲームの法則」が180度変わった後になって、任天堂は慌てた。任天堂は昨年、ゲーム機の販売をてこ入れするため、40%の値上げに踏み切ったが、むしろゲーム機を売れば売るほど赤字が膨らむという構造を生み、誤った判断だったと評されている。任天堂は海外販売の90%を欧米など先進国が占め、急成長するアジア市場への対応でも出遅れた。

 任天堂は今年2月、インターネットを通じたゲーム販売を研究する組織をつくったほか、アジア事業チームを発足させるなど、事業再編に着手した。危機打開に向けては、ゲーム機の販売を縮小し、ソフトウエアを他社の機種に供給するなど、事業構造を抜本的に変えるべきだとの指摘も一部から出ている。

 任天堂は新製品の「Wii U」を年末に発売し、逆転を狙う戦略だ。Wiiの後継機となるWii Uは、インターネットを利用した音楽鑑賞、カラオケ機能、ソフトウエアのダウンロードなどさまざまな機能を備える見通しだ。岩田社長は「任天堂が再び革新を成し遂げたと世の中に評価される1年にしたい」と述べた。

 業績推移を見てみると、2007年までは多少の上下を繰り返しながら一定の売上高を保って推移していた。ゲーム会社というのは、ゲームがヒットするか否かによって業績が変動してしまうので、売上高がある程度「波状」になるのは致し方ありません。そして2008年を迎え、「DS」と「Wii」という超ヒット商品が登場し、売上高は一気に3倍近くまで跳ね上がり、同時に利益も積み上がりました。この売上と利益に連動するように固定費が増加してしまった、というのが今回の赤字を生んだ原因だと思います。売上高が大きく減少したとは言っても2007年以前よりも高い水準ですから、6年前と同じ固定費の構造であれば今の売上高でも「黒字」だったのです。

 DSとWiiによる好業績が未来永劫続くと錯覚してしまったということでしょう。これが経営の難しいところであり、恐ろしいところでもあると私は思います。「コンソール型」から「スマホ型」への変化の中で、「産業の突然死」という状況が生まれ、任天堂はそこに巻き込まれた形です。

 任天堂の岩田社長は「Wiiの次世代機は3次元対応」などと発表していますが、この対策は「コンソール型」として一発ヒットを狙うという従来型のものですから、上手くいくのかどうかは疑問です。「スマホ型」という構造変化への対策が必要ではないかと感じます。スマートフォンのゲーム機能はかなりパワフルになってきています。携帯電話に搭載された「カメラ機能」を思い起こしてしまいます。当初は大した機能ではなかったものが、最近では画質が上がり、さらには動画まで撮影できるほど機能がパワーアップしています。

 任天堂はスマートフォンのゲームの機能についてもう少し真剣に分析しないと、このまま「コンソール型」の没落とともに這い上がれないかも知れません。日本を代表する優良会社だけに非常に惜しいと感じます。

 「2次元でダメなら3次元」ではなく、もう少し大局的に状況を分析し、次なる一手を打ってもらいたいと思います。』

これからの任天堂の戦略に期待したい。

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プロフィール

ゆきまつ

Author:ゆきまつ
幸松(ゆきまつ) 
   孝太郎(こうたろう) 
65歳
住所:名張市百合が丘西2ー86
職業:名張市議会議員(無所属)
家族:妻、二男一女の5人家族
座右の銘:
”Mastery for Service
(奉仕のための練達)”
「”社会の中で輝いた生き方”をするために!」

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