ゆきまつ孝太郎活動報告〔無所属〕

名張市議会議員【2期目】 教育民生委員長

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2012-04-23 [ Mon ]
テーマ:医療

土曜日に、北原社長のお話が聞けましたので、今までの講演会なども引用して北原さんの考え方の一部を紹介しましょう。

『1番目に

日本の総医療費35兆円が増える中、医療崩壊が指摘されています。

医療法人社団KNI理事長である北原茂実 著【「病院」がトヨタを超える日:医療は日本を救う輸出産業になる!】には具体的な方策を提言している。

 話の要旨は「医療を基幹産業にする」「医療を輸出産業に育てる」というもの。医療崩壊の正体は、世界的に見て驚くほど安い医療費が招く医療費システム崩壊。

 診療報酬制度が、採算度外視の点数制とフリーアクセスなる統一料金の為、自由競争原理が失われ、国民
皆保険から病院に頼る国民性も手伝い、現場の疲弊と医師不足で被害を招く負のサイクル。

 更に低い採算性が日本の医療業界を世界に出られなくするだけでなく、新薬承認が下りにくいのは、高額な外国薬を投薬すると医療費が増大する為、これを抑えようとする圧力が根底に。

 北原氏は、患者家族の実態から日本の家庭崩壊を実感しており、その要因は、第一次産業からの移行で、家族構成が減少してしまった事。医療の在り方を問うならば「いかに生きるか」という人生観と、国の在り方も問い直せねばならず、医療崩壊は最期のチャンスと言います。

 北原氏は、東京八王子市に4つの脳神経・循環器の病院を開設、赤字を出さないという考え方に基づく医療を展開。ホテル並みの室内や調度品、ホテルマン並みの接客、ボランティア活動で地域通貨「はびるす」を稼ぎ医療費に充当する「家族ボランティアシステム」、受付から患者の症状を観察、診察中に薬を飲ませて検査中に効果確認する実践的な処方、高齢者や家族のコミュニティ作り等を推進。

 八王子市は交通の要所、豊かな自然や住環境に富裕層が集まると言う北原氏。新たな高層ビルでは、500円ワンコイン診療もスタート。

 改革案は医療費を核としたトータルシステム。医療法人理事をCEOとし、直接金融できない規制を自由化し、医療を産業化。国民総背番号制ICカードに、診療情報や撮影画像を記録しデータの一元管理で、重複検査費用節約や診断ミスを防止し、診療費も、上限額を超える個人負担分は、一元管理資産に応じ段階を分け、医療レベルを自由選択。

 北原氏は、医療後進国カンボジアにも医科大学と病院を設立し、理想とする医療システムをゼロから構築。その成功事例を日本に逆輸入したいと言います。

 一方で、韓国済州島では、医療特区として外国人医師の所得税免除が打ち出され、日本人医師と患者の流出も懸念。

 さて、待った無しの医療改革、皆さんはどの様な方策を考えますか?


2番目
<主張その1:医療を産業として認知せよ>
 厚生労働省は医療費総額が28兆円であった1997年に、「このままいけば、医療費は2006年までに59兆円に達する」と発表しました。しかし2006年から4年も後である2010年現在、日本の総医療費は35兆円です。
これをみると、官僚の「国民をビビらせることにより、保険料や税金の値上げについて、“やむなし感”を高める」という作戦がよくわかります。「このままでは大変なことになる!」と連呼して、保険料や税金を上げたがるのは、医療費(健康保険料)だけでなく、年金(保険料)も財政(税金)も全く同じ。「超ワンパターンだな、霞ヶ関!」って感じです。

 さて、私たちが「現在の日本の総医療費が35兆円」と聞く時、多くの場合、その数字は「国民の医療費としてかかるコスト」に聞こえます。だからそれが59兆円になると言われれば、「そんなに費用が跳ね上がったら、国民負担も財政負担も大変だ!」と感じるのです。
しかし、北原先生は「医療は産業である」と言われます。もしこれが産業であるなら、今35兆円の総医療費が、将来59兆円になるとしたら、それは「医療業界は非常に有望な産業である」ということを意味します。
産業なら大きいほうがいいんです。産業規模が大きくなれば、その業界内で雇用を得られる人も増えます。産業として国際競争力を付ければ、輸出だって可能になります。
産業として認知すれば、生産性の低いパパママショップ(これが医療業界内で何にあたるかは敢えて書きません)が淘汰され、生産性の高い大企業や、斬新な新サービスを提供するベンチャー企業が栄えることも、悪いことではありません。
 
 この“医療はコストではなく産業”という視点の切り替えは、見える風景を大きく変えてくれます。この点が、まず私が北原先生のお話を聞いて感銘を受けた点です。

<その2:国民皆保険が諸悪の根源!>
これも「よく言われていること」に真っ向から反論するすばらしい主張です。
「国民皆医療保険は日本が世界に誇れるすばらしい制度」とよく言われます。でも先生に言わせると、これも(他の多くの日本の社会制度と同じように、)今まではすばらしく巧く機能してしたけれど、今は時代について行けず、制度疲労を起している制度である、となります。
国民保険があるせいで、日本の医療費用は異常に安く抑えられており、そのために様々な弊害がでていることが指摘されています。

たとえば↓
・フリーアクセスの下、過剰な医療が求められている(寝てれば直るのに病院に来る。近くの病院でいいのに大学病院にくる)
・同じ治療なら、全くスキルレベルの違う医者に診てもらっても同じ価格であり、市場構造を激しく歪めている。(淘汰されるべき人が淘汰されず、報われるべき人が報われていない。)
・効果があるのに高い薬が(保険認定すると医療費が掛かりすぎるという理由で)認可されにくくなっている。(日本では、他の先進国では使える、効果のある薬が使えなくなりつつある)
特にちきりんが慧眼だと思ったのは、「若者は病気になりにくい。病気になるのは高齢者だ。そして日本の高齢者はものすごい額のお金を貯め込んでいる。このお金を社会に環流させるために最もいい産業が、医療産業なのだ」という視点です。(もちろんセーフティネットはつけて)
ほんとそうですよね。何千万円、何億円とため込んでるお年寄りが病気になられた際には、「最高の医療」を受けてもらって、そのお金を社会に環流すべきです。しかし、それを阻んでいるのが、“国民皆保険”なのです。

<その3:メディカルツーリズムではなく、医療制度の輸出>
最後がこれです。医療で外貨を稼ぐというと、「欧米や中国のお金持ちに日本の病院に来てもらって、高い料金をとって稼ごう」というメディカル・ツーリズムの話になりがちです。
しかし北原先生は「それでは金持ちしかメリットがない」と非難されます。「そうではなく、世界の人に、日本のすばらしい医療を受ける機会を提供できる、病院や保険制度の輸出をめざすべきである」と言われます。
「日本の医療制度は(いろいろ問題が指摘されている今でさえ)世界に誇れるすばらしい制度とレベルである。これを他国に移植(輸出)することで、世界中の人が高いレベルの医療をリーズナブルな価格で受けられるようになる。

 一方、メディカル・ツーリズムは、「金持ちだけがいい医療を受けられる」というアメリカ式医療制度の輸出であり、日本が推進、もしくは、参戦すべき市場ではない」というのが北原先生の主張です。
こういうメタなレベルの「ビジネス構造」は、メディカル・ツーリズムがそうであるように、たいていの場合、欧米から発信&提案されます。日本企業も日本人も、その「欧米から伝わったビジネスの仕組み」の中で、なんとか勝ち残ろうとあがきます。これが業界を問わず、私たちが日常的に見ている世界の構造です。
しかしここですばらしいのは、北原先生が「欧米発のメディカル・ツーリズムという新市場の提案」に対して、「日本のゲームのやり方を世界に広めるべき」と提案されている点です。そして、実は先生は既にそれをある国で始めようとされています。
ひとこと、「あっぱれ」です。

3番目 北原脳神経外科病院の紹介                 

 東京都八王子市に位置する脳神経外科専門病院 北原脳神経外科病院に取材に行ってまいりました。北原脳神経外科病院は、「救急車は一切断らない」をモットーに年間2500台の救急車を受け入れ、地域医療に貢献しております。この病院には、「患者さんのために」は当然、「職員のために」と北原脳神経外科病院に関わる全ての人が幸せになれるシステムが随所にちりばめられ、取材して感動すら覚えました。開設者である理事長 北原茂美氏の器の大きさを感じます。塵ひとつ落ちていない一流ホテルのような病院、客室乗務員のような職員の対応、そしてまだまだ発展する可能性を秘めている北原脳神経外科病院グループをぜひ見てみたいですね。

【所在地】
東京都八王子市大和田町1-7-23
Tel 042-645-1110  fax 042-645-1140
理事長 北原 茂美  院長 久保 俊朗
【病床数】 110床 (ICU8床  HCU10床)
●緑に囲まれた病院エクステリア

命に直結する脳神経疾患を扱う病院とはとても思えない落ち着いた雰囲気でした。単純に命を救うのが使命だった時代はとうに過ぎ去ったことを感じます。闘病生活は、確かにつらいでしょう。であるならせめて快適な空間で過ごしたいですよね。

●「ホテル?会社?結婚式場?」

 これらの建物施設を見て病院と答えられる人がどれだけいるだろうか?患者さんをおもてなしする準備ができている。一人ひとりを大事にする気持ちがこういった形で現れるのだろう。病院の本質は、医療であるが、そのためには患者さんも医療スタッフも気分よく病院に来ることができる環境が欲しい。今後は、こういった病院が増えてくるのだろう。アメニティでも、北原脳神経外科病院は一歩抜きん出ている。

ICICUは、8床で同じフロアに10床のHCUがある。緊急入院や緊急手術は毎日のように行われており、忙しいそうだ。それもそのはず、八王子を中心に地域の皆様の健康の維持を一心に背負っているのだから。地域住民の期待に答えるべく、多くの医療スタッフが頑張っているそうた。

 ICUなので当然、面会制限はある。しかし、安心して欲しい。控え室の窓がスイッチひとつで透明になるのだ。インターフォンもついているので会話も可能。急な入院が多く、重篤な場合も少なくない。家族や患者さんへの配慮が随所で感じられる。いま、医療に求められているのは「透明性」。なんと手術室の窓すら透明になる。医療技術の自信が、患者さんの信頼につながる。

●≪誰?≫

 看護師は、白衣を着ているのでわかるのですが他のコメディカルの皆さんは白衣ではありません。そのため、なれないと「誰?」と思ってしまうのですが、患者さんからすると親近感を覚えるとか。看護師さん曰く、「慣れれば服装で職種がわかるのでいいですよ。」と。

●≪安全管理≫

ボランティアさん?かと思ったら、面会の方だそうです。ネームカードは、「面会が許可された証」つまり、誰でも病棟内に入れるわけではなく、家族間で決めたパスワードで管理されます。病院には、不特定多数の人間が出入りします。凶悪事件も最近では聞かれますし、盗難などの被害も決して少なくありません。患者さんは当然、職員も安心して働くことができますね。

●≪理学療法室≫

非常に広い。実は、これは半分、この奥にさらにリハビリスペースが広がっています。理学療法士、作業療法士、言語療法士合わせて40名以上いるそうです。力の入れ方が違いますね。

●≪作業療法室≫

十分なスペースの作業療法室。急性期医療だけでなくリハビリにも力を入れている。脳神経外科の専門病院として全てをまかなうことができ、スタッフは一貫した医療を提供することができる。

屋上ガーデニング 患者さんの気分転換はもちろん、簡単なリハビリもできるようになっています。晴れた日には、富士山も眺めることができるとか!至れり尽くせりですね。

●職員のための休憩室
ゆったりとくつろげるそうです。この部屋のほかにもうひとつ大広間があり、そこではホームシアターも楽しめる。当直室も医師の分以外にコメディカルスタッフの分も確保されている。

【家族ボランティアシステム】
 「よりよい医療をより安く」がモットーの北原脳神経外科病院の精神は、家族のボランティアシステムにも現れている。ポイント制のボランティアに参加することで室料差額が免除されるのだ。最大で10万円近く安くなるというから驚きである。ただし、真の目的は料金ではない。家族が病院に来て自分ができること、例えば、掃除でもいいし、患者さんとのお話、植木の剪定や水やりなどなんでもいい。病院に関わることで患者さんをひとりにしない、一緒に病気に立ち向かうんだという気持ちがわいてきて、結果的にそれがよい方向へと向かうという。この精神はすばらしいと思った。また、家族が病院内に入ることで「第三者の目」が入ることになる。これは、病院の透明性を訴える意味でも意義のあることだ。多数のボランティアを受け入れることはかなりの労力を必要とするらしい。でも、頑張って続けていただきたいと思いました。この試み、全国に広まるといいですね。

【教育システム・合同研修】】
 全ての職種が全ての部署をまわる北原脳神経外科病院の合同研修。理学療法士、医療事務、メディカルソーシャルワーカーの方が、病棟看護師の準夜勤務を体験する日は、参加者は緊張する面持ちで申し送りを聞くことになるが、慣れない仕事である程度のストレスはあるだろう。しかし、この他職種の理解がセクショナリズムを打ち破ることにつながり、結果的にスムースな医療の連携を完成させる。これは、医師であっても例外ではない。北原氏の連携のよさの源流のような気がする。

【人事考課システム】
「やる気のある人には勉強できる環境としっかりとした報酬」がこの病院では約束されています。給与は、年功序列ではなく個人個人の能力を考慮した「人事考課」を採用している。ランク1~6とそれ以上のSO(Scale out)志の高い人がおのずと集まってくる給与体系がここにはあります。ランクは、上司や理事長との面談で決められます。頑張っただけ認められるなら、誰だって頑張りますよね。

【看護科長の悩み】
病院独自の教育システムのおかげで看護師は、どんどん成長し、あっという間に病院にとってなくてはならない戦力となるようです。ただ、それで自信をもって「ほかを見たい」と飛び出していく看護師も少なくないとか・・・。「中堅クラスが他の病院に行ってしまうのは悲しいです」と。辞めて初めて北原脳神経外科病院のよさに気がついて帰ってきてくれる看護師も少なくないようですが、平均年齢は20代だそうです。他の病院の悩みとは少し違ってますね。

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プロフィール

ゆきまつ

Author:ゆきまつ
幸松(ゆきまつ) 
   孝太郎(こうたろう) 
65歳
住所:名張市百合が丘西2ー86
職業:名張市議会議員(無所属)
家族:妻、二男一女の5人家族
座右の銘:
”Mastery for Service
(奉仕のための練達)”
「”社会の中で輝いた生き方”をするために!」

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