ゆきまつ孝太郎活動報告〔無所属〕

名張市議会議員【2期目】 教育民生委員長

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2012-04-14 [ Sat ]
テーマ:ギリシャの債務危機No.2

先般報告したギリシャの債務危機NO.1の掲載から少し時間が経過しましたが、とうがく証券からの報道を引用して、現状を紹介しよう。

【1】債務危機の由来
 国家の債務危機は我々の個人財務と同様、収入と支出からなっている。支出が収入を超えて赤字に転じ、赤字を埋める為、借金するしかない。個人の場合は親戚や友人から借りるものの、国家の場合は借金の範囲は広く、最も重要な手段は国債発行である。

個人として借金が積み重ねるほど、周りの人に遠ざかれることはいうまでもなく、手や借りるところが尽くしたところ、サラ金はラストチョイスとなる。経済学の視点では借り入れコストが引き上げられ、予期収入を上回る時点、潜在的財務危機が爆発することになると言われている。国家の場合では、債券の収益率は借り入れコストである。一方、借り入れコストは政府の予期収入を上回ってしまえば、政府への借金が渋くなり、信頼感が喪失してしまう。従って、債務危機の本質とは政府への信用危機であるだろう。
ヨーロッパ諸国の債務問題は本質からいうと、上述と同原理である。金融危機がギリシャ経済に深刻なダメージを与えた。欧米諸国の福利厚生は政府に依存し、財政悪化に伴うギリシャ政府の収支バランスが崩れ、支出が大きくなる一方で税金を中心とする主財源の成長は悪化しつつある。結果としてギリシャ政府の債券の収益率が高騰し、更にギリシャ債券への信心喪失は次第にギリシャ政府への不信感となり、早いスピードで拡大し、全ヨーロッパへと蔓延してしまった。

【2】ギリシャの第二次支援策で合意
 2月20日、12時間に及ぶ協議の末に、ユーロ圏17か国の財務相は総額1300億ユーロ(約1718億ドル)のギリシャ第二次金融支援について合意した。3月20日はギリシャ国債償還期限であり、第二次支援策を受けることで、来月の違約が一時的に避けられるものの、ギリシャの財務危機が解除されたと言い切るのはまだまだ早いだろう。

【3】IMFのギリシャへの援助
 ギリシャの債務状況は予想以上に深刻になり、IMFはギリシャへの援助情熱が冷めたらしい。現在、ギリシャの債務はGDPの160%を占めている。IMFはギリシャの債務削減目標を2020年までに120%と設定したが、IMFの最近の報告によると、ギリシャの2020年の債務はGDPの129%であると予想されている。
アイルランド、ポルトガル及びギリシャへの第一次支援において、IMFは三分の一の融資を負担した。但し、IMFの第二次ギリシャ支援の拠出額は従来より大幅に減少し、総額の約1割程度である。今の段階では、IMFへ資金投入し、IMFを通じて債務危機を解決することは「焼け石に水」のようである。IMFの援助では、EU諸国の資金需要を全然満たせていない。

【4】欧州中銀のギリシャへの援助
 欧州中銀とユーロ圏諸国の中銀にもギリシャ第二次支援のコストを負担しなければならない。債務再編における損失を避ける為、ギリシャ最大債券者の一つである欧州中銀は債券交換が終了した。欧州中銀のドラギ総裁は欧州中銀が保有するギリシャ国債の利益を放棄する可能性があると発言した。欧州中銀は400億ユーロのギリシャ国債を償還期限まで持ちつづければ、資本金と利息を合わせて550億ユーロが儲かることになる。一方、欧州中銀が利益を放棄する場合、ギリシャにとって、150億ユーロの財務負担軽減になる見込み。
ヨーロッパの金融機関には十分な流動性を持っている兆しが見えているが、欧州中銀は三年期再融資などの操作を通じて、極低な利息で欧州銀行に5000億ユーロ近くの貸し付けを提供した。欧州中銀の第一次操作で注入した流動性はすでにユーロ圏政府財務の市場圧力を緩和し、スペインとイタリアなど国の借り入れコストを引き下げた。

【5】ギリシャ危機は楽観的になってはいけない
 ギリシャは確かに支援を受けている。しかし投資者はやや長い目でこれを見たらどうであろう。今度のギリシャ債務償還期限になったら?ギリシャの経済は去年7%程度、四年連続萎縮していた。長年の経済衰退はギリシャに深刻なダメージを与え、投資者の信頼感を耐え切れずに損なっていく。
4月の国民議会選挙後、当選された新政府は承諾を厳守し、民衆の強烈な反発の声の中で金融引き締め改革を進めるのか?現実では国民が金融引き締め政策を強く反対し、ギリシャ国内の政局が揺れ動いている。
ギリシャ経済不振の最も重要な原因は自身の競争力低下であり、一朝一夕に改善されるものではない。同時に支援融資の主要拠出方であるドイツ、フィンランド、オランダなど諸国の政府は支援問題において巨大な圧力を臨んでいる。

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プロフィール

ゆきまつ

Author:ゆきまつ
幸松(ゆきまつ) 
   孝太郎(こうたろう) 
65歳
住所:名張市百合が丘西2ー86
職業:名張市議会議員(無所属)
家族:妻、二男一女の5人家族
座右の銘:
”Mastery for Service
(奉仕のための練達)”
「”社会の中で輝いた生き方”をするために!」

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