ゆきまつ孝太郎活動報告〔無所属〕

名張市議会議員【2期目】 教育民生委員長

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2012-04-03 [ Tue ]
三重テーマ:自立死

一昨日もあるタレントの「孤独死」の死亡発見記事(3月8日自宅で死亡)があったが、一昨年のNHKの放映で一躍話題になった「無縁社会」は、衝撃的な報道であった。今日は、その「孤独死」から「自立死」へ。おひとりさまでもなぜ最期まで元気なのか?の著「ひとりで死んでも孤独じゃない 」について、
 産経新聞に掲載されているジャーナリストの矢部武氏が新説として「自立死」についての考え方を述べているので、紹介したい。

 身体が悪くなっても、子供が近くにいても、アメリカの老人は最期まで極力ひとりで暮らそうとする。個人の自由と自立こそ、彼らが最も重んじている価値だからだ──。高齢者専用住宅、配食サービスのNPO、複数世帯がつかず離れずで暮らすコーハウジングなど、独居老人と社会の紐帯を確保するためのさまざまな取り組みを紹介すると共に、「自立死」を選ぶアメリカ人の姿から、日本の高齢者支援のあり方も考えてみたい。


『波 2012年3月号より  「孤独死」から「自立死」へ

 日本の武士道精神をテーマにした映画「ラストサムライ」の最後に、日米の死生観の違いを表現した印象的なシーンがある。天皇がオルグレン大尉(トム・クルーズ)に、政府軍との死闘の末に死んだ勝元(渡辺謙)について、「どんな死に方をしたのか教えてくれ」と尋ねると、大尉は「どう生きたかを申し上げましょう」と答えた。
 
 今回、私は日本と米国で孤独死の取材をしながら、この場面を何度も思い出した。なぜなら、日本人は「どう死ぬか(死んだか)」にこだわるが、米国人はいつも「最後までどう生きるか(生きたか)」を考えるからだ。そして、この違いが両国の孤独死に対する考え方や対応の仕方にも現れているように感じた。
  
 日本では、誰にも看取られずに亡くなるのは“最大の不幸”のように考えられているが、それは違うと思う。そもそも誰かに看取られて死ぬことが幸せとは限らない。所詮、人間は一人で生まれ、一人で死んでいくものだ。日本のメディアは「孤独死、孤独死……」と大騒ぎするが、要は一人で死ぬことが問題なのではない。孤立して死後何週間も発見されずに遺体が腐敗し、周りに迷惑をかけてしまうことが問題なのだ。メディアは悲惨な実態を報じるだけでなく、その原因を分析し、独居者の孤立を防ぐ対策なども示すべきではないか。そう考え、私は本書の取材を始めた。
 
 米国でも単身世帯が増え、一人で死んでいく人は多いが、日本のような悲惨な孤独死はあまり起きていない。米国では自由と自立を大切にし、友人や社会とつながりをたもちながら、一人暮らしを楽しんだ末に亡くなる人が多い。これは孤独死とは異なるので、私は自立しながら死んでいくという意味を込めて、「自立死」と呼ぶことにした。
 米国ではなぜ、「自立死」が可能なのか。米国人にとって自由と自立は非常に重要な価値観である。そのため、多くは歳をとって病気や障害などをかかえていても、子供夫婦や孫たちと一緒に住もうとは思わない。私が取材した車椅子の女性、盲人、左半身麻痺の人でも子供に頼らず、自治体やNPOなどから必要な支援を受けながら自立生活を続けている。いざという時のために緊急通報用ペンダントなどを身につけているので、孤独死の心配はない。米国は一人で生きることを前提にした社会だからこそ、一人暮らしの不安や問題点をよく認識し、独居者の孤立や孤独死を防ぐ支援策を積極的に実施しているといえる。
 
 日本人は元々、家族以外の人との付き合いが少なく、孤立しやすいことは国際比較調査などでも示されている。それに最近は家族の絆や職場でのつながりも急速に失われている。これに対応するには、従来の家族世帯を前提にした社会システムから、単身世帯を前提にしたものに設計し直す必要があるが、本書ではその具体的な方法も提案している。(やべ・たけし ジャーナリスト)』


 

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プロフィール

ゆきまつ

Author:ゆきまつ
幸松(ゆきまつ) 
   孝太郎(こうたろう) 
65歳
住所:名張市百合が丘西2ー86
職業:名張市議会議員(無所属)
家族:妻、二男一女の5人家族
座右の銘:
”Mastery for Service
(奉仕のための練達)”
「”社会の中で輝いた生き方”をするために!」

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