ゆきまつ孝太郎活動報告〔無所属〕

名張市議会議員【2期目】 教育民生委員長

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2012-01-13 [ Fri ]
テーマ:議員研修

東京大学高齢社会総合研究機構特任教授 辻哲夫氏の講義については、次のようにまとめてみた。

『65歳以上の人口が21%を超える超高齢社会を迎え、高齢者の医療・介護問題がますます深刻なものとなっています。 団塊世代も高齢期を迎えはじめ、特に今後20年は、都市部を中心とした高齢者の急増が予想されています。
 膨大な介護サービスへの需要の対応とともに、人々が住み慣れた地域で今後も生活し続けるために、 コミュニティのあり方や住宅等、ハード面での環境整備を地域社会という単位で考え直す時期にきている。
 
1. 高齢者人口は今後20年間に太平洋ベルト地帯の都市部を中心に超高速で進行すると予想される。

2. 昭和51年ごろを境に病院で死亡する者の割合が自宅で死亡する者の割合を上回り近年では病院で死ぬ者が80%を超える水準となっている。これは日本人の“病院信仰“に由来していると思われる。
このことは高齢死亡者の激増により大きな問題を引き起こすことと思われる。(後期高齢者の激増=死亡者の激増)

3. 昭和40年頃には後期高齢者(75歳以上)の死亡者数は3分の1だったが現在では3分の2になり20年後には4分の3になると云われている。

最近の死亡者の平均男子85歳女子90歳となっている。その死亡場所の大部分が病院となっている。これは問題である。

4. 次は高齢者の認知症患者の増加(2002年149万人2025年予測323万人内65歳以上が占める割合はそれぞれ6.3%、9.3%)と独居老人世帯の増加(2005年高齢者世帯1338万世帯に占める割合28.9%2025年には36.9%になると予測される)である。
これからの20年は介護地獄と呼ばれる時代の到来である。経済発展、高度成長の結果である。経済発展した諸国がこの傾向をたどると思われるがそれを最初に経験するのが日本である。

5. 次の問題は生活習慣病予防と介護予防である。生活習慣病予防は内臓脂肪をコントロールすることでもある。生活習慣病の発症手前での防止策を講ずることである。一に運動、二に食事療法である。運動することにより新陳代謝そのものを活性化させることになる。例えば高血圧治療薬は現象をコントロール出来ても代謝をコントロールすることは出来ない。
 運動・食事療法に薬を併用(徐々に薬を少なくする)することによって効果が出る。

6. 介護予防については「食事と行動」である。一人暮らしで食事の手抜きが起ると寝たきりに繋がり、動くことが減少すると寝たきりにつながる。

7. 個人のライフスタイルに合わせた介護スタイル(ユニットケア)の実施が必要である。
人と人とがふれあう関係、人と人とが助け合う関係が必要であり、社会とのかかわりを持った時の高齢者の笑顔がすばらしい。社会との接点が介在していることが大切だと思う。社会的存在としての人間の生き方が重要である。
在宅医療が成り立たないのは制度の問題ではなく医療実態である。病院の 医師は病院で育っていて、在宅医療を経験したことがない。例⇒自宅のベットは低い位置にあり楽に乗り降りできるが、病院ではベットの位置が高く乗り降りが難しく寝たきりになり易い。早急に医師が在宅医療を勉強して在宅医療を実践していただくことが必要である。現在その流れがないので病院に患者が溜まって病院も苦しんでいる。病院に入ると全て病人扱いとなり「あれをするなこれをしてはいけない」等と言われて、寝たきりが進行してしまう。

8. 病院には痛いところ苦しいところを治療してもらえばよい。あとは好きなことをやり、たまにはビール等を飲むような生活ができれば幸せな表情になれる。老いて気楽になって死に至る過程を生活者として享受できるようになるようなシステム作りをしなければならない。

9. 在宅医療のシステム作りをするのだが、コーディネーターがいない。これは政策の問題でもある。次に在宅医療に携わる医師を養成しなければならない。コーディネ―ターの育成と政策づくりそして医師の育成この3つが連携できる情報システムの構築である。それと家族を含めてどういうシスステムが良いのかを研究する地域啓蒙のシステムづくりをする。

10.現在、東大―柏モデルプロジェクトで実験中である。次にこのシステムの運用のための住宅が必要になる。住宅政策と連携した総合的な在宅医療福祉システムの導入普及と政策提案をしていく。このシステムの下では被介護者は生活者として生き続けられる。そして本人が望めば一人で住むこともできる。周辺の人が友達として生き続ける。

11.柏プロジェクトのもう一つの特徴として定年退職者に介護予防の仕事をする「仕事の場の提供と遊ぶ場」の提供である。例⇒家庭菜園の作成

12.地域の開業医のOJTプログラムを作って在宅医療専門医の育成をする。

13.これらのシステムを15年以内に作っていこうとしている。地域ごとにこのシステムを作り、日本全体に「安心社会」を作ろうとするものである。

14.これを実現するには介護に資源を集中させなければならない。同居家族が減少しつつあるのは家族が弱っていることであり、介護システムを社会的に対応しなければ日本が成り立たなくなるということでもある。

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プロフィール

ゆきまつ

Author:ゆきまつ
幸松(ゆきまつ) 
   孝太郎(こうたろう) 
65歳
住所:名張市百合が丘西2ー86
職業:名張市議会議員(無所属)
家族:妻、二男一女の5人家族
座右の銘:
”Mastery for Service
(奉仕のための練達)”
「”社会の中で輝いた生き方”をするために!」

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