ゆきまつ孝太郎活動報告〔無所属〕

名張市議会議員【2期目】 教育民生委員長

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2011-12-20 [ Tue ]
テーマ:食育

 平成24年夏に向けて

2.食育

 今回は「食育」を中心に取り上げた。新しい学習指導要領でも各教科を横断して指導する内容に位置付いており、食育の考え方や、どう推進されてきたかも含め理解するようにしよう。「親しもう答申・通知・白書」では、中教審答申で食育の重要性に言及した部分などを紹介してみる。

豊かな人間形成には不可欠

問題1―1 以下は、「食育基本法」の前文および条文の一部である。空白部分(A)から(E)に入る言葉の組み合わせとして正しいものを下記【語群】から選びなさい。

○ 二十一世紀における我が国の発展のためには、子どもたちが健全な心と身体を培い、未来や国際社会に向かって羽ばたくことができるようにするとともに、すべての国民が心身の健康を確保し、生涯にわたって生き生きと暮らすことができるようにすることが大切である。
 子どもたちが豊かな人間性をはぐくみ、生きる力を身に付けていくためには、何よりも「食」が重要である。今、改めて、( A )を、生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付けるとともに、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てる( A )を推進することが求められている。もとより、( A )はあらゆる世代の国民に必要なものであるが、子どもたちに対する( A )は、心身の成長及び人格の形成に大きな影響を及ぼし、生涯にわたって健全な心と身体を培い豊かな人間性をはぐくんでいく基礎となるものである。(前文)
○ 食育は、食に関する適切な( B )力を養い、生涯にわたって健全な食生活を実現することにより、国民の心身の健康の増進と豊かな人間形成に資することを旨として、行われなければならない。(第2条)
○ 食育は、父母その他の保護者にあっては、家庭が食育において重要な役割を有していることを認識するとともに、子どもの( C )、保育等を行う者にあっては、( C )、保育等における食育の重要性を十分自覚し、積極的に子どもの食育の推進に関する活動に取り組むこととなるよう、行われなければならない。(第5条)
○ 教育並びに保育、介護その他の社会福祉、医療及び保健(以下「教育等」という。)に関する職務に従事する者並びに教育等に関する関係機関及び関係団体(以下「教育関係者等」という。)は、食に関する関心及び理解の増進に果たすべき重要な役割にかんがみ、基本理念にのっとり、あらゆる( D )とあらゆる場所を利用して、積極的に食育を推進するよう努めるとともに、他の者の行う食育の推進に関する活動に協力するよう努めるものとする。(第11条)
○ 国及び地方公共団体は、学校、保育所等において魅力ある食育の推進に関する活動を効果的に促進することにより子どもの健全な食生活の実現及び健全な心身の成長が図られるよう、学校、保育所等における食育の推進のための指針の作成に関する支援、食育の指導にふさわしい教職員の設置及び指導的立場にある者の食育の推進において果たすべき役割についての意識の啓発その他の食育に関する( E )体制の整備、学校、保育所等又は地域の特色を生かした学校給食等の実施、教育の一環として行われる農場等における実習、食品の調理、食品廃棄物の再生利用等様々な体験活動を通じた子どもの食に関する理解の促進、過度の痩身又は肥満の心身の健康に及ぼす影響等についての知識の啓発その他必要な施策を講ずるものとする。(第20条)

【語群】
 ア A学校給食―B思考―C養育―D人々―E広報
 イ A食育―B思考―C教育―D機会―E広報
 ウ A食育―B判断―C教育―D機会―E指導
 エ A学校給食―B判断―C養育―D人々―E指導

問題1―2 以下は、「第2次食育推進基本計画」の中から抜粋した文章である。空白部分に入る適切な言葉を下記【語群】から選びなさい。

○子どもから成人、高齢者に至るまで、ライフステージに応じた間断ない食育を推進し、「( 1 )社会」の構築を目指すこととする。そのため、国は、一人一人の国民が自ら食育に関する取組が実践できるように、情報提供する等適切な施策を推進する。
○家族が食卓を囲んで共に食事をとりながらコミュニケーションを図る( 2 )は、食育の原点であり、子どもへの食育を推進していく大切な時間と場であると考えられることから、家族との( 2 )を可能な限り推進する。
○学校給食に地場産物を使用し、食に関する指導の「生きた教材」として活用することは、地域の自然や文化、産業等に関する理解を深めるとともに、生産者の努力や、食に関する感謝の念をはぐくむ上で重要であるほか、( 3 )の有効な手段であるため、学校給食において都道府県単位での地場産物を使用する割合の増加を目標とする。

【語群】
 ア長寿
 イ朝食
 ウ地産地消
 エ共食
 オ健康
 カ生涯食育
 キ農業振興

学習の勘所
 「食育基本法」の施行は平成17年7月15日。その目的は第1条にある「近年における国民の食生活をめぐる環境の変化に伴い、国民が生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性をはぐくむための食育を推進することが緊要な課題となっていることにかんがみ、食育に関し、基本理念を定め、及び国、地方公共団体等の責務を明らかにするとともに、食育に関する施策の基本となる事項を定めることにより、食育に関する施策を総合的かつ計画的に推進し、もって現在及び将来にわたる健康で文化的な国民の生活と豊かで活力ある社会の実現に寄与すること」。また、政府では食育について「生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるべきものと位置付けるとともに、様々な経験を通じて『食』に関する知識と『食』を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てること」と説明している。
 問題1―1の第2条は「国民の心身の健康の増進と豊かな人間形成」を、第5条は「子どもの食育における保護者、教育関係者等の役割」を、第11条は「教育関係者等及び農林漁業者等の責務」のうち教育関係者の責務を、第20条は「学校、保育所等における食育の推進」を規定したものである。「食育基本法」では押さえておきたい条文。
 問題1―2は、「第2次食育推進基本計画」から取り上げた。第1次に当たる「食育推進基本計画」は、17年6月に制定された食育基本法に基づいて策定されたもので、18年度から22年度が計画期間。第2次は、その後を受け、23年度から27年度の5年間を期間としている。
 第2次基本計画では△食育の推進に関する施策についての基本的な方針△食育の推進の目標に関する事項△食育の総合的な促進に関する事項△食育の推進に関する施策を総合的かつ計画的に推進するために必要な事項―などについて言及している。子どもや学校との関わりでは、「子どもの基本的な生活習慣の形成」ということで「早寝早起き朝ごはん」国民運動、「食に関する指導の充実」として学習指導要領で「食育」の重要性が明記されていることや、学校教育活動全体を通じた組織的・計画的な推進、栄養教諭の役割の重要性、学校給食の推進などが盛り込まれている。

指導の目標とは

問題2 以下は、「食に関する指導の手引―第1次改訂版―」(平成22年3月)の中に掲載されている「食に関する指導の目標」である。【】部分が正しければ○、間違っていれば×を付け、正しい言葉を下記【語群】より選びなさい。

○食事の重要性、食事の喜び、a【楽しさ】を理解する。
○心身の成長や健康の保持増進の上で望ましい栄養や食事のとり方を理解し、自らb【調理していく】能力を身に付ける。
○正しい理解・情報に基づいて、食物の品質及びc【味覚】等について自ら判断できる能力を身に付ける。
○食物を大事にし、食物の生産等にかかわる人々へ感謝する心をもつ。
○食事のマナーや食事を通じたd【会話】能力を身に付ける。
○各地域の産物、食文化や食にかかわるe【歴史】等を理解し、尊重する心をもつ。

【語群】
 ア人物
 イ人間関係形成
 ウ安全性
 エ管理
 オ流通
 カ豊かさ

学習の勘所
 「食に関する指導の手引」は教員となった後にも、必要な事項であり、目を通しておきたい。
 手引では、学校が食育推進に取り組む際に、必要なのは、食に関する指導にかかわる全体計画の作成。そこでは、学校として食に関する指導の目標を設定すること、学年ごとの食に関する目標を設定すること、給食の時間における食に関する指導の内容などを年間を通して一覧表として整理すること、学年ごとに関係教科、道徳、総合的な学習の時間、特別活動などで食に関する指導の内容などを抽出し、それらについて年間を通しての一覧表にして整理することなどを示している。

親しもう 答申・通知・白書
教科など横断する指導内容に

(例題) 中教審答申「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善について」(平成20年1月)では「社会の変化への対応の観点から教科等を横断して改善すべき事項」の一つとして「食育」が示され、以下のように提案されている。(A)および(B)に入る言葉を答えなさい。
○食に関する指導については、食事の重要性、心身の( A )や健康の保持・増進の上で望ましい栄養や食事の摂り方、正しい知識・情報に基づいて食品の品質及び安全性等について自ら判断できる能力、食物を大事にし、食物の生産等にかかわる人々へ感謝する心、望ましい食習慣の形成、各地域の産物、食文化等を理解することなどを総合的にはぐくむという観点から推進することが必要である。
○そのため、食育という概念を明確に位置付け、発達の段階を踏まえつつ、各学年を通して一貫した取組を推進するとともに、給食の時間や家庭科、技術・家庭科などの関連する教科等において、食に関する指導の内容の充実を図り、学校の( B )活動全体で取り組むことが重要である。その際、各教科等の指導に当たっては、子どもたちが実際に食する学校給食を教材として積極的に活用することが重要である。
 また、学校における食育の推進には、家庭、地域と連携を図ることが重要である。

 上記の答申とともに、新しい学習指導要領でも、「総則」の教育課程編成の一般方針には、「学校における体育・健康に関する指導は、児童の発達の段階を考慮して、学校の教育活動全体を通じて適切に行うものとする」として、「特に、学校における食育の推進」を挙げている点にも注意が必要。
 また、食育との関連では、家庭科、技術・家庭科、体育科、保健体育科、特別活動(学級活動)で指導についての具体的言及がある。

解答は1―1 ウ
問題1―2 1 カ 2 エ 3 ウ
問題2 a ○ b ×・エ c ×・ウ d ×・イ e ○

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プロフィール

ゆきまつ

Author:ゆきまつ
幸松(ゆきまつ) 
   孝太郎(こうたろう) 
65歳
住所:名張市百合が丘西2ー86
職業:名張市議会議員(無所属)
家族:妻、二男一女の5人家族
座右の銘:
”Mastery for Service
(奉仕のための練達)”
「”社会の中で輝いた生き方”をするために!」

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