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 ゆきまつ孝太郎活動報告〔無所属〕

名張市議会議員【2期目】 教育民生委員長

2011-11-15 [ Tue ]
テーマ:介護

先週の11月11日は「介護の日」でした。
「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう。」の語呂合わせということで、2008年(H20)から始まり、
前後の2週間が啓発週間となり、この期間に全国各地で介護に関するさまざな行事が行われているようです。

その一つに、
脳『卒中患者の口づくり』研修会が神奈川県の歯科医、黒岩恭子先生(口腔ケアの第一人者)を招かれ「食べられる口作り」
の研修会がK病院にて開催され、約100名の参加者があったので、その参加者の感想を一部や口腔ケアについて紹介しよう。

Aさんは、「目的は意識障害などで口を使わなくなった人が、誤嚥性肺炎を引き起こしやすくまた、食べる機能そのものが廃用状態に陥り、口を使う事を忘れてしまい、つまり食べることを忘れてしまい(忘れさせられている)、生きる気力まで失った状態に陥る。この状態を脱却するための口腔ケアの技術でした。

 技術指導の内容は保湿剤を用い、専用ブラシを有効に使い、辛い状態にある咽頭に及ぶ口腔内ストレッチです。
痰の連なる恐ろしい画像は今までの思っていたのと全く違うもので、目からウロコが落ちるようでした。
 訪問看護に長年携わってきたかたには、限られた時間のなかでケアはめいっぱい。
口腔には、気にしながら指導と言う名にすり替えて、目をつぶってスルーした事が多かったと思います。今後は、口腔ケアの重要性を伝え、ケアの時間を頂けるよう、またこの技術の一部でも伝えられ、口から始まる身体環境の調整に焦点を当て、心地良いご自分でいられるケアを進めることが必要ですね。」

B氏は、『特筆すべきは卒中患者の患者の肉体的感覚を経験してもらうために右喉頭部を含めて右顔面に万遍なくテープを貼り顔面筋を固定しまた唾液の出ない脳卒中患者の口腔状態を再現するためにオブラートを口腔内全体に張り付ける動作を行いました。
それは苦しいものです。
 これは「拷問だ」と言ったら、患者さんは毎日こうなのですよと黒岩先生は一喝されました。

それからコーンフレークの摂食嚥下行動の実施。
唾液がなく嚥下するのはとても困難なのを体験しました。
また舌、口腔、口唇を痺らせてのコーンフレクとビスケットの咀嚼と嚥下運動。
つらいつらい。嚥下のために水を飲んでもよいですよと言われても舌がしびれて
上手く飲み込めない。その後モアブラシを使っての残滓の除去。
舌がしびれているから残っていること残っていること。
唾液がふんだんにその後出てきて絞れましたが、患者さんは唾液が出ない。
それは苦しいことでしょう。身をもって体験しました。
OT,PT・訪問看護の皆様、病棟の関係者すべてが口腔ケアにかかわらなければならない
こともよく理解できました。
リハビリ関係の方は口腔ケアの後リハビリに入るととても回復が早くなるとのことでした。

●口腔ケアとは?
 口腔ケアの定義は,狭義には,口腔衛生の改善のためのケア,すなわち口腔清掃を指すが,最近ではもう少し範囲を広げて,歯石の除去,義歯の手入れ,簡単な治療まで含められる事が多いようである。 さらに,摂食・咀嚼・嚥下訓練まで含められる場合もある。 すなわち,「口腔ケアとは,口腔清掃,歯石の除去,義歯の調整・修理・手入れ,簡単な治療などにより口腔の疾病予防・機能回復,健康の保持増進,さらにQOLの向上を目指した技術である」といえる。 つまり,在宅で行いうる歯科処置のすべてが,口腔ケアといえると思われる。 もちろん,介護保険の給付範囲を越え,医療保険の範囲になる場合もあるが,制度上のことは口腔ケアの定義とは別問題である。 
口腔ケアの目的

 口腔ケアの目的としては,以下のことが挙げられる。
 1.誤嚥性肺炎の予防
 2.口腔疾患の予防
 3.QOL ( Quality of Life ) の向上

1.誤嚥性肺炎の予防
 この場合の誤嚥とは,食物の明らかな誤嚥ではなく,不顕性の誤嚥 ( silent aspiration )である。 嚥下反射・咳反射の低下した老人は,睡眠中に不顕性の誤嚥をたびたび起こし,この際,唾液とともに口腔内の細菌も同時に誤嚥するため,誤嚥性肺炎を起こしやすいといわれている。 そして,口腔内の細菌を減少させるためには,口腔ケアが有効である。

 口腔ケアが誤嚥性肺炎の予防に有効であるという事実は,最近,歯科医療関係者にも認知され始めた事実であるが,残念ながら,介護の現場ではほとんど認識されていないのが現状であろう。 介護を要する人の生命を脅かす誤嚥性肺炎の予防ということに関しては,QOLの向上とは次元を別にして論じられるべき重要なことであると思われる。 そして,口腔ケアについての実践および啓蒙活動は,介護保険制度開始とともに,要介護人に接する機会が増すと思われる歯科医療従事者に課せられた重大な使命であるとも言える。

 介護関係者の間では,介護を受けている人の口腔内は,「介護の鏡」といわれている。 このことは,言い換えれば,生命の危険に直接関係のないと思われた口腔ケアまでは,なかなか手が届かず,後まわしにされていたというのが現状であったように思われる。 しかし,今後は,口腔ケアは,とくに脳血管障害等で嚥下・咳反射の低下した要介護人にとっては,誤嚥性肺炎の予防という観点から,ケアプランの中に積極的に組み入れられる必要があると思われる。

 * 誤嚥性肺炎の成立過程  脳血管障害 → 嚥下・咳反射低下 → 不顕性誤嚥 →(+免疫機能低下)→ 誤嚥性肺炎

2.口腔疾患の予防
 適切な口腔ケアが,各種口腔疾患の予防に有効なことは要介護人に限ったことではない。
 
3.QOLの向上
 介護支援専門員標準テキストによれば,介護支援専門員の基本視点の一つとして,ノーマライぜーションとQOLを挙げている。 そして,生活の質( QOL : Quality of Life )を高めるという考え方は,高齢者にとって重要な価値基準であり,質の高い生活とは,自分の求めている暮らし方が現実のものとなる生活であり,そうした生活にこそ,満足があり,喜びがあり,笑顔のあるはずであるとしている。 口腔ケアの充実により,口から食べること,おいしく食べることがすべての要介護者の自立とQOLの向上に寄与することは,異論のないところであろう。


口腔ケアの実際

 介護支援専門員標準テキストでは,口腔ケア(口腔清掃)の基本として,ブラッシング(歯磨き)・フロッシング(デンタルフロスによる清掃)・リンシング(洗口)を挙げている。このうちフロッシング(細い絹の糸を用いて歯間を清掃する方法)は,老人は孤立歯が多いため,現実的でないかもしれない。
 実際の口腔ケアの方法については,様々な方法が考えられるが,対象とする要介護老人の病態は千差万別であり,それぞれのケースにおいての工夫が必要だと思われる。 常に念頭においておくべき事は,対象とする人は虚弱老人であり,易感染性であり,また,処置時の誤嚥を防ぐための配慮が必要であるということである。詳しくは,HPの「口腔ケアマニュアル」を参考にして下さい。

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プロフィール

ゆきまつ

Author:ゆきまつ
幸松(ゆきまつ) 
   孝太郎(こうたろう) 
65歳
住所:名張市百合が丘西2ー86
職業:名張市議会議員(無所属)
家族:妻、二男一女の5人家族
座右の銘:
”Mastery for Service
(奉仕のための練達)”
「”社会の中で輝いた生き方”をするために!」

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