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 ゆきまつ孝太郎活動報告〔無所属〕

名張市議会議員【2期目】 教育民生委員長

2011-11-14 [ Mon ]
テーマ:エネルギー政策

 昨日、近大高専市民公開講座で説明された内容を一部紹介しよう。
(1)まず、本校教授である村田 圭治教授より「熱エネルギー」のお話があった。
 講演内容は、地球温暖化、解析燃料枯渇の問題で、多くの国が原子力発電に舵を切ろうとしていた矢先、福島原発の事故によりエネルギー政策を見直しせざるを得ない状況に陥っている。国内においても、将来的には自然エネルギーの割合を増やしていくことになるであろうが、現在、水力を除く自然エネルギーは総発電量の1%程度であり、直ちに主力になることはできない。自然エネルギーの導入促進に加え、当面は石炭やLNGなどの化石燃料を効率よく利用していくことが必要であろう。

 日本における総エネルギー需要に占める電力需要の割合は44%と高く、一次エネルギーの多くが熱エネルギーを経由して電気に変換されている。講演では、化石燃料をクリーンで効率よく利用するため熱エネルギー変換技術をいろいろと紹介して、今後のエネルギー政策のあり方について考えさせてくれた。お話の一部を私なりに調査してデータで補足しよう。

1.2010年6月作成のエネルギー基本計画(資源エネルギー庁)
 ①総発電量
2007年度 LNG27%、原子力26%、石炭25%、石油など13%、再生エネルギー9%(現在54基)
2030年度 原子力53%、LNG13%、石炭11%、石油など2%、再生エネルギー21%(原発を14基増新設)

 ②現在稼働しているのは、17基であるが、再運転が認めらなければ8月末には12基、12月末には5基になる予定である。また、来春には全基停止になる予定である。

2.コスト
原発 10.68円/kw(1970から2007年の平均)・・・政府の発表は 5.3円
※電力会社からの平均では、15円
火力 9.9円
水力 7.4円?
一般水力 4円?
太陽光発電 49円:導入実績 1062万kw
風力発電 10~14円:導入実績 244.2万kw
地熱発電 9~22円:導入実績 52万kw

3.エネルギー政策を考える視点
①エネルギー価格は確実に上昇。今すぐ備えをしていく必要がある。
②原発停止分は、節電、再生可能エネルギー、ガス火力で代替しなければならないこと。
③原発を減らせば、電力価格は上昇し温暖化ガスは増える。
④安全保障はグローバルに考え、韓国との送電網接続も視野にいれる。
⑤発送電分離やFIT(固定価格買取制度)などは不可欠のことである。緻密な市場設計を要求されることになろう。

(2)バイオマス利活用の光と影  本校の客員教授 加藤 進教授
加藤教授は三重県伊賀氏における「菜の花プロジェクト」にて伊賀氏BDF研究所にてバイオエネルギーの研究をされています。
「菜の花プロジェクト」とは、廃油を収集しBDFの製造以外に、休耕田を利用し菜種を植え、収穫、搾油してます。製造したBDFで農機具を稼働させるという循環型の取り組みもしています。

 それに伴い伊賀市の休耕田に菜の花が咲くころには、観光地としても注目を浴びているプロジェクトです。

金曜日の伊勢新聞によると次のように紹介されています。『伊賀市のバイオマスタウン構想が本年度末に終了するため、三重大学伊賀研究拠点は十一日、「バイオマスサミット」を、同市役所で開き、県内外で資源循環型農業の研究などに取り組む約十五人が、同構想の検証と今後の方針を協議した。同研究拠点の加藤進教授らは事業の継続を目指し、来年二月をめどに、市に提言書を提出することになったそうである。

 同市では平成十九年から五年間にわたり、同構想の一環として、「菜の花プロジェクト」を展開。搾油施設「菜の舎」(同市甲野)で、菜種油を精製したり、廃食油を農器具用のBDF(バイオディーゼル燃料)に変えるなど、資源循環型農業を目指してきた。

 この日、出席者からは同プロジェクトについて、二十一年からの一年間で作付面積が十ヘクタール増加した一方、病害の発生により菜種の収穫が約六トン減少したとの指摘があった。出席者らは、連作を避けたり、菌の抑制作業が必要であることを確認した。

 また、体験学習の受け入れを増やすことや、BDFの普及に努めることで市民への認知度の向上を図るべきだとする意見もあった。』

 このようにBDFに関しては長い研究をされてこられた加藤教授に講演会では、
①エネルギーとは
②バイオマスとは
③バイオマスエネルギーの利点
④実用的なバイオ燃料の分類
⑤BDFの特徴
⑥ヤトロファ(熱帯植物)によるBDF
⑦BDF:希望と不安のるつぼ
以上のような内容でBDFの品質や作業行程などを講演していただきました。

他にも
(3)家庭内省エネシステム        本校の吉川 隆教授(元 沖電気(株))
(4)省エネルギー住宅を一考する     本校の客員教授 奥井 明男元三重県建築士会長

がありましたが、別に紹介することにします。

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プロフィール

ゆきまつ

Author:ゆきまつ
幸松(ゆきまつ) 
   孝太郎(こうたろう) 
65歳
住所:名張市百合が丘西2ー86
職業:名張市議会議員(無所属)
家族:妻、二男一女の5人家族
座右の銘:
”Mastery for Service
(奉仕のための練達)”
「”社会の中で輝いた生き方”をするために!」

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