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 ゆきまつ孝太郎活動報告〔無所属〕

名張市議会議員【2期目】 教育民生委員長

2011-11-13 [ Sun ]
テーマ:エネルギー政策について

 最近、毎日のように新聞報道されているエネルギー政策について、日本生協連の「日本のエネルギー政策を考える」(ホームページで掲載されている)の論点整理についての発表に関して「ある協議会」で議論していたので、エネルギー問題を考えるのには必要ではないかと思い、その内容を引用しながら紹介したい。

(1)エネルギー政策と電力のあり方
1.今後の日本のエネルギー政策に求められる基本的な視点
(論点1)では、「今後の日本のエネルギー政策に求めたれる基本的視点」として、これまでの「エネルギー政策基本法」での3つの基本的視点や「エネルギー基本計画(2010年度改訂版)」では7つの基本的な視点を定めている。しかし、肝心の「今後の新しい日本のエネルギー政策に求められる基本的視点は何でしょうか」という自らの設問には全く触れていない。協同組合としての「視座・価値」などから、例えば「経済優先も大事だが、人間の命と尊厳(安全性)を基本視点にしたい」という問いかけがほしかった。

2.原子力発電の今後の方向
(論点2)この問題での「論点」は、これまでいわゆる原子力ムラといわれた原発推進の人びとの安全神話に基づく「論理・論点」と、原子力マネーが麻薬のように垂れ流される中で、厳しい闘いをつづけた地元の「原発反対」の人びとや抑圧され排除されながら「放射能・原発の危険性や地震大国日本での事故の危険性」を警鐘・乱打してきた学者や研究者等の「論理・論点」があり、その二つの論点を整理するのが「論点整理」ではないか。
 しかし、パンフで使用しているデーターや資料はほとんど電事連などの推進派の出したものであり、小出裕章京都大教授など推進派でない人たちのデータや資料をもとに双方の議論が必要である。

3.原子力発電と安定供給確保・環境政策
(論点3)では原発削減と安定供給確保・環境政策を掲げているが、(論点7・火力発電の今後のあり方)、(論点8・再生エネルギーの普及の可能性)なども含めて、これまでの「推進派」の主張をあくまでベースにして、脱原発論の困難性をいろいろ説明している。例えば、先述の小出教授「原発のウソ・扶桑社新書」によると「大量の二酸化炭素を出す原子力産業」の項目では、原発の「エコ・クリーン」など環境にやさしいという「ウソ」を厳しく糾弾している。また、「JARO(日本広告審査機構)の裁定を無視して続けられた「エコCM」「地球を暖め続ける原発」などでは、原発ではなく科学的な正しい表現でいえば「ウラン核分裂反応は二酸化炭素を出さない」のであり、原発は「海(うみ)温め装置」ともいえ、100万kW原発では三分の二の熱量は海水を使って放出しており、1秒間に約70トンの海水を引き込みその温度を7℃上げて、また海に戻している。日本の河川から海への流入水量は4000億トンであるが、54基の原発が7℃上昇して海に戻す水量は約1000億トンになる計算で、温暖化防止に役立つ原発などといえるはずもない、と断じている。

4.原子力発電を維持していく場合の条件(安全性・廃棄物)
5.核燃料サイクルと直接処分
6.放射能汚染規制のあり方
(論点4・原発を維持していく場合の条件・安全性・廃棄物)、(論点5・核燃サイクルと直接処分)、(論点6・放射能汚染規制のあり方)でも、原発推進機構とでもいうべき「IAEA」の宣言や夢物語のような「電事連の地層処分の概念図」を示している。さらに、「核燃サイクルの是非と原発の是非とは区別して理解すべき」という論理展開をして、原発が必然的に生み出す使用済み廃棄物の処分と原発そのものの汚名を薄めようとしている。

 また、20数年間もかけて建設し、当初の7600億円が2兆2千億円にも膨らみながら未だ稼動しない六ヶ所村の再生処理工場がありながら、「原子燃料サイクル推進」という電事連の意向をそのまま担っているようである。
 放射能汚染規制のあり方に関しても、目下、福島原発事故で国民的関心事ではあるが原発がある限り発生する「事故による放射能の汚染問題」であり、エネルギー政策・原発の是非との関係を明示すべきである。特に、今回の事故による様々な事後処理は『国民の期待を裏切っている』の一語に尽きるが、その原因は「原発は安全」という神話がある限り、事故後の対処策を準備することすら、原子力ムラからは「安全ではないのか」という批判のもとにすべて葬りされているようだ。
 このような考え方がある「対策」の結果で、あるといえよう。後手後手にまわる政府や東電の事故対応は、すべて「安全神話」による「事故は起こりえない」という、また「想定外」だったという思考停止の結果であるのではないか。

続く!

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プロフィール

ゆきまつ

Author:ゆきまつ
幸松(ゆきまつ) 
   孝太郎(こうたろう) 
65歳
住所:名張市百合が丘西2ー86
職業:名張市議会議員(無所属)
家族:妻、二男一女の5人家族
座右の銘:
”Mastery for Service
(奉仕のための練達)”
「”社会の中で輝いた生き方”をするために!」

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