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 ゆきまつ孝太郎活動報告〔無所属〕

名張市議会議員【2期目】 教育民生委員長

2011-11-03 [ Thu ]
テーマ:防災

 今日、三重大において「津波防災の日」講演会に参加してきたので、紹介しよう。

 平成23年6月に津波対策推進法が成立し、安政元年(西暦1854年)の安政南海地震における津波の「稲むらの火」の故事にちなみ、11月5日が「津波防災の日」と定められました。

 この「津波防災の日」にあわせ、東海4県3市(岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、名古屋市、静岡市、浜松市)の連携事業として、津波防災をテーマとした講演会が開催されます。

 三重県では、11月3日に三重大で「津波防災シンポジウム」と題して開催されました。市町の防災担当職員や各地で自主防災に取り組む人ら百八十人が聴講し、津波への備えについて考えた。


(1)基調講演Ⅰ
・三重県における津波特性について (名古屋大学大学院工学研究科 川崎 浩司 准教授)
(2)基調講演Ⅱ
・新しい三重づくりに向けて (三重県知事  鈴木 英敬氏)
(3)パネルディスカッション
テーマ 「津波から県民を守るために」
   コーディネーター 川口 淳 准教授(三重大学大学院工学研究科)
   パネリスト(五十音順)
              川崎浩司 准教授(名古屋大学大学院工学研究科)
              鈴木 英敬   三重県知事              

1.三重県における津波特性について (名古屋大学大学院工学研究科 川崎 浩司 准教授)
 川崎准教授は、県が先月公表した独自の津波浸水予測図で、県と共同研究した。講演では、東日本大震災の被災地を調査したとし、「河川を通じて、より被害が拡大する」と、河川への津波の遡上(そじょう)の危険性を指摘。海岸から数キロ離れた地域や、小さな河川でも注意するべきとした。

 県の被災が懸念される東海、東南海、南海地震の三連動では、伊勢湾沿岸地域への津波について、「内湾は入りにくいが、出づらい。到達時間は遅いが、忘れたころに来る可能性がある」と指摘。ほかに「地震への対策をしておかないと、逃げることもできない」と、揺れへの備えの重要性も説いた。

●津波とは
 津波(つなみ、津浪)は、地震、地滑り、海底火山の噴火、隕石の落下など気象学的要因以外の要因により発生した大規模な水(通常は海)の移動によって引き起こされる連続した高波である。水面波と同様に高さはメートル(m)を単位として表現されているが、波長や移動する水量の規模に大きな差異があるため両者では波の性質が全く異なる。津波が海岸線に到達した場合、その規模によっては被害を及ぼす可能性がある。もともと日本語だが、20世紀後半以降は広く国際的に「Tsunami」と呼ばれている。
 
●津波の伝播特性
 3月11日に発生した大津波は伊勢湾にも到達し、湾奥の 港や 港に到達したことが確認されています。伊勢港などの湾奥では非常に特徴的な水位変動が観測されています。また、今後の防災計画を考えるためには湾内での津波の伝播特性の把握や埋立て地の造成により複雑な水際線を形成する湾奥への到達特性について適切に把握することが極めて重要であると考えられます。

●稲むらの火(舞台は紀州有田郡湯浅廣村(現在の和歌山県有田郡広川町)
 老人が地震後、津波が襲ってくると予感し、収穫した大切な稲むらに火を放ち、多くの村人を救った感動の物語。
 「稲むらの火」の物語は、昭和12年から昭和22年までの国定教科書・尋常小学校5年生用「小学国語読本巻十」と「初等科国語六」に掲載されたもので、当時の小学生たちの胸を打ち、深い感動と鮮やかな印象を心に残した。
 1854年(安政元年)12月23日、安政の東海地震(M8.4)が発生し、その32時間後に襲った安政の南海地震(M8.4)のときの物語である。左の写真は和歌山県広川町役場前にある「稲むらの火広場」にある銅像。モデルとなった儀兵衛が松明を掲げて走る姿を現している。(松明(たいまつ)はオリンピックのトーチのような昔のあかり、稲むらは稲叢(いなむら)とも書き、刈り取った稲を積み上げたもの)

●津波の浸水予測(平成23年10月速報版)・・鈴木知事も話された。
 東日本大震災では、被災自治体の津波防災計画で考慮されていない規模の津波が指定避難所等に押し寄せ、多くの避難した住民の生命が失われました。

 このような教訓を踏まえ、津波浸水予測地域における避難所配置の検証を含む、津波避難体制について早急に検討する必要があります。

 一方、中央防災会議専門調査会では、今後の津波防災対策の基本的な考え方について、住民避難を柱とした総合的防災対策を構築する上で想定する津波は、「発生頻度は極めて低いものの、発生すれば甚大な被害をもたらす最大クラスの津波である」とされました。

 そこで、現状の県津波浸水予測図(東海・東南海・南海地震連動、M8.7)では十分反映できていない規模の津波に対応するため、東北地方太平洋沖地震と同等規模の地震を想定した場合の津波浸水予測地域を提示し、県及び県内各地域における津波対策を立案するための基礎資料とすることを目的として実施しています。今回は津波浸水予測図(速報版)を提示しました。

2.鈴木知事のお話
 先般、三重県立看護大学で講演された内容と一部重複となりましたが、今日は資料に沿って講演されました。
東日本大震災を踏まえた三重県の自治医対策について、約40分いつものように熱っぽく語りかけてくれました。

 また、津波浸水予測図について「きわめて確率は低いが、最大クラス(の津波)が来たらどうなるかを知っていただきたくて作った」と述べ、避難計画の策定や訓練で役立ててほしいとした。また「皆さんの地域の人、大切な家族を守るためにも、皆さんの命を守らなかったらできない」と、自助を最優先するよう求めた。


①内容は、
 ・これまでの三重県の地震対策・被害想定
 ・東日本大震災から見えてくる様々な課題
 ・国(中央防災会議)の動き
 ・宮城県、岩手県訪問
 ・津波浸水予測調査(速報版)
 ・急地震対策行動計画

②上記の6項目の中から、先般にも掲載しましたが「三重県緊急地震対策行動計画」について紹介すると
 平成23年3月11日に発生した東日本大震災を受け、発生すれば甚大な被害をもたらす最大クラスの揺れや津波を伴った地震に対応するために、今回、全国に先駆けて「三重県緊急地震対策行動計画」を策定しました。

 「三重県緊急地震対策行動計画」では、地震から命を守るためには、避難することが最も重要になっています。こうしたことから「地震から命を守る」を最も優先すべきテーマとし、「備えるとともにまず逃げる」ことを基本方針に、津波避難、耐震化など緊急課題への対策を整理、実施することとします。

 県民、事業者の皆様や市町とともに計画を進める事で、全ての人が最大クラスの揺れや津波に対し、確実に避難できる体制を確立します。

“ 生きるために備えてください。生きるために逃げてください。”

3.パネルディスカッション テーマ 「津波から県民を守るために」
 パネルディスカッションでは、三重大の川口淳准教授をコーディネーターに、「津波から県民の命を守るために」と題して話し合った。川崎准教授は「内湾に面している平野部では、忘れたころに(津波が)やってくることを知っておかなければならない」とあらためて注意を喚起。鈴木知事は、「きょうは意識の高い方々に集まっていただいた。そうじゃない方々に、いかに広めていくかだ。ぜひ、一緒に高める活動を」と呼び掛けた。

4.今日のシンポジウムの感想として、「自分にできることについて」述べてみたいと想います。

●まず、減災とは
 行政で取り組むまちづくり、防災設備に加え、すべてを行政任せにしない住民の自主的な取り組みが重要です。
 たとえば、ある地域で行政が決めた避難路では避難に時間がかかると考えた住民が、道のない場所に独自に避難路を整備した地域もあるそうです。

 東日本大震災での復興計画においても、被災地で減災の考え方を活かしたまちづくりを進めるとともに、被災地以外の全国の自治体や地域でも防災への取り組みや住民の意識向上に努める必要があります。

● 私の知り合いからの意識向上のお話ですが、
 
 『今年2011年は、3月11日の東日本大震災、福島第一原子力発電所の事後、その後の計画停電、なかなかやまない余震、そして9月には驚異的な豪雨で紀伊半島をはじめ各地に甚大な被害をもたらした台風12号と15号・・・と、災害の驚異を目の当たりにした年でした。

 かつての関東大震災の経験を忘れないため、9月1日は防災の日として、さまざまな防災に関する啓発運動が実施されています。

 市でも地域でも「いつもの避難訓練をするのかなあ」と思っていましたが、今年は、東日本大震災のせいでその意識が全く違ってきました。

 ちゃんと備えをしなければ。そんな風に思っていたところに、台風が襲ってきました。
こんどこそ、本当に準備をしていきたいと思います。
 なかなか、避難専用のグッズを買いそろえることは難しいのですが、これまで使ってないものを活用したり、普段の在庫を増やしたりといった、手をつけやすいところから少しずつ準備していこうと思っています。
 いろいろな情報を集めて、勉強しながら、ものだけでなく、心構え、バラバラになったときのための家族の約束など、一歩ずつ確実に備えていきたいと思います。」と言って、その後次のような準備をしています。

【毎月の防災・減災チェック】
①突っ張る収納棚で食器棚の転倒防止!
 地震の時に棚が倒れないようにするグッズがいろいろありますが、わが家ではガラスの付いている食器棚をガッチリ転倒防止をしました。

②非常持ち出し袋を作ろう!ということで、非常持ち出し袋を準備しています。
 銀色の、いかにも非常持ち出し袋みたいなセットを用意しようかなと思っていたところ、ちょうど使わなくなったリュックを代用で準備しています。「非常のものをいれておいて、これもって逃げるようにしたら?」ということで、ほかにも使わないバッグを探してきて、家族3人分の非常持ち出し袋を準備しています。

 とりあえず、この3つに、家族3人分それぞれの着替えなど3日分は「生きる」ことが必要。ですから、500mlの水を2本ずつも準備しました。

 それ以外にも必要なものを数点袋に入れて、時々中身を変更しながら準備しておきたいと思いますと、最後に毎月1日を目安に、わが家の防災デーと決め、いつ地震が来ても対応できるようにしたいと思っています。』

なかなかいい話でしょう。皆さんも是非、意識を変えて準備をしましょうね!

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プロフィール

ゆきまつ

Author:ゆきまつ
幸松(ゆきまつ) 
   孝太郎(こうたろう) 
65歳
住所:名張市百合が丘西2ー86
職業:名張市議会議員(無所属)
家族:妻、二男一女の5人家族
座右の銘:
”Mastery for Service
(奉仕のための練達)”
「”社会の中で輝いた生き方”をするために!」

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