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 ゆきまつ孝太郎活動報告〔無所属〕

名張市議会議員【2期目】 教育民生委員長

2011-10-07 [ Fri ]
テーマ:生涯教育

 みなさんは、モラロジーということばを聞いたことがありますか?
モラロジーとは◎用語「道徳」を表すモラル(moral)と「学」を表すロジー(logy)からなる学問名です。日本語では「道徳科学」と言います。

この言葉は、道徳科学研究所(現在は、公益財団法人 モラロジー研究所)の創立者廣池千九郎(法学博士)が、著書『新科学モラロジーを確立するための最初の試みとしての道徳科学の論文』(昭和3年)の中で使った学術語(合成語)です。

 ◎モラロジーの創建人間は長い歴史の中で、人間尊重の考えと豊かな文明を築いてきました。しかし一方で、環境破壊、民族や宗教の対立、心の荒廃など、まさに地球規模の危機に直面しています。

 廣池千九郎氏は、これらを解決するためには私たち一人ひとりが自分中心の考え方を止めて、道徳心を高めていくしか方法はないと考えました。そこで人類の師と言われる東西の諸聖人に共通する質の高い道徳に注目し、それを最高道徳と名づけました。そして高い道徳の実行とその効果を明らかにするために研究と実証を積み重ね、大正15年(1926)、新しい学問として「モラロジー」を提唱しました。

 ◎研究の領域モラロジーは、日本はもとより世界の倫理道徳の研究をはじめ、人間、社会、自然のあらゆる領域を考察し、人間がよりよく生きるための指針を探求し提示することを目的とした総合人間学です。

 ◎個人から社会へ一般に「道徳」は、行為の形式や方法が注目されがちです。モラロジーでは、行為はもちろん大切にしますが、それ以上に行為のもとになる心づかい(心のあり方・考え方)を重視しています。そして、生きがいと喜びに満ちた人生を築くためには、心づかいを重視する質の高い道徳(最高道徳)の実行によって、日々の“心づかいと行い”を改善し、自己の「品性」の向上に努めることが大切であると考えています。
こうして人間一人ひとりが高い品性を培い、その心づかいを家庭や職場、さらに社会、国家へと漸次に普及していくことによって、真に心豊かで平和な世界の実現をめざしています。

  ◎育てたい3つの心
①.感謝の心
大自然の恵み、また家庭や国の恩恵などに対する感謝の心は、自分の命はもちろん人や周囲のあらゆる命を大切にする尊厳性をはぐくみます。そして恩返しをしたり、社会や世界に貢献していく勇気を育てます。

②.思いやりの心
相手の立場に立って考えることのできる思いやりの心は、人の喜びや悲しみ・痛みへの共感性をはぐくみます。そして自分を反省したり、相手を許す謙虚さや周囲に奉仕する深いやさしさを育てます。

③.自立の心
夢や志に向かって、主体性を持って生きようとする自立の心は、家庭人、社会人、また国民としての責任感や使命感をはぐくみます。そして地域や国際社会に目を向けていくたくましさを育てます。

◎「よりよく生きるため」の<5つの指針>

1.「お互いを敬う心」を育てる
 私たちは、自分がもっとも大切な存在であると誰もが思っています。これは私たちが生きていくうえで必要不可欠のものです。しかし、その思いが強くなりすぎると、人間関係を損なう原因になります。たとえば、高慢、強情、見栄、嫉妬、無責任、身勝手などは、自分にとって都合のよい考え方で、トラブルのもととなり、自分も相手も第三者にもよい結果をもたらしません。

 一方、私たちには、相手を思いやる心、感謝の心、許す心、尊重する心など、自らを反省し、お互いを尊敬し合おうという心のはたらきがあります。このような心づかいは、私たちの安心・平和・幸福を実現する第一歩となります。

2.「支えられ生かされている」という自覚
 私たちは、この社会で暮らすために、いろいろな人の力を借りています。誰も一人で生きていくことはできません。支え合いながら生きています。互いに依存しながら、互いに助け合いながら、つながりの中に生活していると言えます。また、私たちの命そのものも、大自然の営みに支えられています。数十億年前に誕生した命が、進化・発展して私たち人間が存在しています。私たちは、まさに自然の法則の中で生かされている命の一部です。
このような営みの中で「支えられ生かされている」という自覚を持ち、根源につながって生きることは、あらゆるものに対する謙虚さと感謝の心を育てます。

3.「人としての義務」を実行する
 私たちは人として尊重され、安心して暮らす権利が守られています。同時に、果たさなければならない義務があります。相手の権利を尊重し、社会のルールを守ることも大切な義務の一つです。義務をおろそかにすれば衝突の原因になります。
また私たちは、知らず知らずのうちに人の心を傷つけたり、心の中で責めたりしています。食物として多くの生命を奪っています。こうしたさまざまな「借り」を返していくのは「人としての義務」です。私たちには、人々の幸せを願い、よりよい社会づくりに貢献する義務があります。

4.「“いのち”のつながり」を受けとめる
 私たちは、親子や夫婦など家族のつながりにはじまり、学校、職場、地域社会、さらには国や国際社会など、広いつながりの中で生きています。同世代だけでなく、世代を超えたつながりもあります。

私たちが今日のような便利で恵まれた生活を送ることができるようになったのは、数多くの先人のたゆまぬ努力があったからです。多くの恩人の中で、とりわけ私たちの生存や生活を根底から支えているものには、
1.「いのちを育てるもの」(家庭における恩人)、
2.「社会生活を支えるもの」(国家社会の恩人)、
3.「精神生活を支えるもの」(精神の恩人)という人間に共通する恩人のつながりがあります。
 モラロジーでは、この存在に気づき、これらに対する感謝の気持ちを人生の基本に据え、その恩恵の万分一でもお返しをしていこうという謙虚な心で、自分の苦労や努力の結果を多くの人と分かち合い、社会に役立とうとする生き方が重要であると提唱しています。

5.みんなの幸福をめざす
 私たちが幸福な人生を送るためには、自分ばかりでなく周囲の人々も幸福になっていかなければ実現できません。そのためには、自分も他者も共に道徳心を高め、品性を培っていくことが大切です。まず、相手や第三者に対して温かい思いやりの心を具体的に表していくという道徳の実行によって、自己の品性が向上し、周囲の人々にも喜びを与え、やがて心豊かな社会が築かれていきます。

 このように「お互いを敬う心」「支えられ生かされているという自覚」「人としての義務」「"いのち"のつながり」「みんなの幸福をめざす」という5つのキーワードは、人間がよりよく生きるための指針としてモラロジーが提唱するものです。

 このモラロジー生涯学習セミナー(後援が文部科学省、共催が名張市)が名張産業振興センター「アスピア」で開催されていますので、関心がある方は、是非聞きに行ってください。

 10月6日から8日の3日間です。時間は、19時20分から21時30分までで、2000円必要です。

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プロフィール

ゆきまつ

Author:ゆきまつ
幸松(ゆきまつ) 
   孝太郎(こうたろう) 
65歳
住所:名張市百合が丘西2ー86
職業:名張市議会議員(無所属)
家族:妻、二男一女の5人家族
座右の銘:
”Mastery for Service
(奉仕のための練達)”
「”社会の中で輝いた生き方”をするために!」

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