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 ゆきまつ孝太郎活動報告〔無所属〕

名張市議会議員【2期目】 教育民生委員長

2011-09-10 [ Sat ]
テーマ:原発被害

●本日、下記のような講演会に出席しましたので、紹介します。
日時:9/10(土)13:30~15:30(13:00開場)
場所:武道交流館「いきいき」(名張市蔵持町里2928  TEL.0595-62-4141)

●講師
 西村敏 氏(しじみネットワーク代表、島根R-DAN代表)
 宍道湖の生態系と台所の安全を守る活動や放射能汚染の監視活動を20年以上継続。元松江市議。太極拳や食の安全にも造詣が深い。

 放射能の生態濃縮、海流による拡散、汚染された食物のリスクと回避方法など、身近に迫る危険について、基本的なところからわかりやすくお話しいただきました。

 ニュースから紹介しますと『名張市の主婦でつくる「つながる食を考える会 こどもとごはん」(飯田一恵代表)は10日午後1時半、同市内で「食の安全」について講演会を開く。福島第1原発事故の影響が懸念される中、放射能汚染の研究家を招き、成長期の子どもたちへの影響について話してもらう。

 「こどもとごはん」は、学校給食などに安全なバランスのとれた献立を提案することなどを目的に、未就学児と小学生の母親たちが09年に設立した。原発事故後は、放射能物質に汚染された食材にも目を向け、7月に勉強会を開催した。「食材そのものだけでなく、育てる肥料や、調味料などにも汚染が及ぶことに驚いた」と飯田代表。「知らない保護者も多いのでは」と考え、講演会を企画したという。

 講師は島根R-DAN(放射線災害警報ネットワーク)代表で、元松江市議の西村敏さん。島根原発を中心に、放射能探知機を設置して監視を続けている。当日は「内部被曝って何!?フクシマ後の食の安全を考える」をテーマに、汚染物質が食べ物などから体内に入ることによって起こる内部被曝が、子どもたちに与える影響を中心に語ってもらう。

 飯田代表は「食事は生きていくための要。原発事故から半年たった今こそ、成長期の子どもたちに与える影響についてもう一度考えるきっかけにしてもらいたい」と参加を呼び掛けている。
主催・問い合わせ
 つながる食を考える会「こどもとごはん」
 TEL.0595-67-0250(こども支援センターかがやき、折り返し連絡いたします。』

紹介したいものとして、専門家や見識者の意見からの情報をまとめると以下のようになるようです。

●「暫定基準値」以下なら安全か?

 日本には食品の放射線汚染に関する「基準値」がなく、福島事故直後に決まった「暫定基準値」だけしかありません。そして、なぜそれが「暫定」なのか、「暫定」というのはいつまでなのか、また「基準値を決める作業は進んでいるのか」について不明な状態にあります。

 その中で、産地や食品流通の人たちの中には「暫定基準値を守っているのだから安全だ」、「それを危険と言っても俺たちはどうするのだ」という声が聞こえます。

 でも、「食品の暫定基準値」を決めた政府は、同じく「福島の児童生徒に暫定被曝量1年20ミリシーベルト」を決めた政府と同じで、1年20ミリシーベルトは1年に胸のレントゲン400回に相当しますから、たとえ「暫定被曝量」を政府が決めたと言っても、それで「安全」と断言できる人は少ないでしょう。

 1年100ミリシーベルト以下は安全か危険かの判断はできないというのは、専門家の一致した意見で、その結果、日本の法律では1年1ミリシーベルトと決まっているのです。

 ところで、水の基準値は(いずれも1リットルあたりのベクレル)で、ドイツ0.5、WHO10、原発の排水基準40から90なのに対して、日本はセシウムが200、ヨウ素が300で合計500です。つまりドイツの1000倍、WHOの50倍が日本の暫定基準です。日本の水の暫定基準値は原発の排水基準より高いのです!!

 一方、野菜の基準値はウクライナ40、アメリカ170、日本セシウム500、ヨウ素2000で合計2500とこれもやはり日本が突出しています。

 なぜ、日本の水や野菜の暫定基準値は他国の50倍程度と目立って高いのでしょうか? またいつまで経ったら「暫定」が無くなるのでしょうか? それには事故直後に開かれた暫定基準値の決定会議の様子と、そこで検討された「論理」を見てみることが必要です。

 食品や飲み水は、外部被曝とともに被曝者が合計して1年1ミリシーベルトにしなければなりません。従って、福島県浜通、中通のように空間線量が0.2マイクロシーベルト(毎時)を超えるようなところでは、空間被曝だけで1.0ミリシーベルトを超えるので、食品の基準値は0(ゼロ)が上限です。従って「福島の人の健康を守る」には他県から汚染されていない野菜を運ぶのが政府の役割です。

 東京やその他の多くの地域のように空間線量が0.08マイクロシーベルト(毎時)のようなところでは、外部被曝だけで0.7ミリシーベルトになりますから、ホコリなどの呼吸で入る量が0.1ミリとしても、水0.1、食材0.1ぐらいしか許されません。

 一方、水、食材からの内部被曝は核種や臓器によって異なりますが、毎日、接触する水や食品は成人男子で約1キロずつですから、次の式が成立します。

年間の内部被曝量(ミリシーベルト)=1キロあたりの食材のベクレル÷100

従って、水も食材も1キロあたり10ベクレルが限度になります。

 もし政府が日本人の健康を考えたら、暫定基準値は10ベクレルになり、現在の50分の1から250分の1に下げなければなりません。それではなぜ、このように高い暫定基準値が定められているのでしょうか? 委員会の議論から見ると、次のような論理が使われています。

1) 縦割り行政だから食品の内部被曝だけを考えている(外部とホコリで0.8だから食品は本来0.2しか許されないのに、それを1.0としているから、これで5倍)、

2) 食品の汚染基準はもともと「汚染されたものが少数」という「通常時」を想定している。したがって、{外国から来る特定の食材が被曝している場合0.1をかける、国内が相当汚染されている場合0.3をかける}という考え方がある。(3倍違う。通常時の規則を非常時に使っている)、

3) (これが決定的だが)水や食材の汚染を「健康を考えて設定する」と「国民が水や野菜をとれなくなる」ということになるので、健康のことを考えず、供給能力(除染もせず、輸入努力もしない)から決めた方がよい(現実にそのような発言あり)、

ということで、基本的にたとえばWHOの10倍程度にして、さらに「供給できること」という奇妙な考えが入っているので、最終的には生産者に都合のよいように暫定基準値をあげるという決定方法をとっています。

最後の3)は原子力行政にはいつもあることで「原子力発電は必要だから安全だ」、「電力が足りなくなるから子供は被曝してもよい」という日本人の逆転の発想を使っています。誰でもわかるように原子力発電は必要だということと、安全だということは全く別の論理で決めなければなりませんが、それが混同する(混同させる)ところに日本独特の思考方法があります。

また、アメリカの野菜の基準値が170と高いのはアメリカが汚染されていないので、たまに輸入される食材に接するチャンスが少ないので0.1をかけています。だから、アメリカの実質の基準は17ベクレルです。従って、諸外国の数値はほとんどの食材が汚染されている現在の日本では上限で、それ以上高くする論理はありません。

【まとめ】

 現在の日本の食材、水に関する暫定基準値は日本の法律に定められた1年1ミリシーベルトと無関係な恣意的な数値であり、健康を守る数値とは関係がない。従って、暫定基準値を下回っているからと言って安全ではない。あくまで水や食材にベクレル表示を行い、10から20ベクレルを限界にしなければならない。
(外部被曝がなければ、もう少し高い値もあり得る。つまり福島の子供達には汚染されていない食材が必要なことも示している。)


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プロフィール

ゆきまつ

Author:ゆきまつ
幸松(ゆきまつ) 
   孝太郎(こうたろう) 
65歳
住所:名張市百合が丘西2ー86
職業:名張市議会議員(無所属)
家族:妻、二男一女の5人家族
座右の銘:
”Mastery for Service
(奉仕のための練達)”
「”社会の中で輝いた生き方”をするために!」

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