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 ゆきまつ孝太郎活動報告〔無所属〕

名張市議会議員【2期目】 教育民生委員長

2011-08-26 [ Fri ]
テーマ:小規模特認校と統廃合

 
1.8月19日、名張市立国津小学校の保護者が「国津小の小規模特認校を存続してほしい」と意見書を提出
「小規模特認校をなくさないでほしい」。8月19日、名張市立国津小学校の保護者らが市教委を訪れ、市内の3小学校を周辺の小学校と統合を含む「市立小中学校の規模・配置適正化実施計画案」から同小を外すよう求める、国津地区地域づくり委員会との連名の意見書を提出した。

 名張市内の小規模特認校は国津小と滝之原小の2校。滝之原小は全校児童26人中5人、国津小は児童数38人中34人が校区外から通学している。通学者のほとんどが校区外から通う国津小では、2007年に特認校制度を本格実施。現在2、3年生と5、6年生が複式学級になっている。

 計画案は国津小と滝之原小の他、今後複式学級ができる可能性のある錦生小の3校の複式学級を解消する理由で、14年度末までに近隣の小学校と統合するというもの。しかし、国津小の保護者や地域が異を唱えた。

 保護者たちからは「そもそも市教委が小規模特認校を認めておいて、校区再編の理由として複式学級を統合の理由にしないでほしい」と不満も多い。同小と保護者たちは9月に来年度の入学希望者向けの学校説明会の準備を進めている。「『実施計画』が先行して出されると『なくなる学校に通わせられない』という印象も持たれかねない」そんな不安もある。

 こうした意見に対し、市教委は「小規模特認校制度が8年経過するなかで、一定水準の公教育を平等に確保するのが難しくなっている」と強調。更に「きめ細やかに学校運営をするには無理がある」と説明する。

●公教育の平等
 実施計画は、09年に策定された「名張市立小中学校の規模・配置適正基本計画方針」に基づいている。今年4月から本格導入した文部科学省の新しい学習指導要領で、授業内容の増加が「公教育の平等」をさらに難しくさせるという。上島和久教育長も「名張市として、現在の特認校にいつまでも固執することが子どものために良いのだろうかと思っている」と話す。

 国津小学校PTA会長の山崎一男さん(47)は「大きいところ、小さいところ、それぞれに良さがある」という。更に「小規模には小規模の良さを生かしたやり方があり、実績も出ている」と訴える。

●小規模の良さ
 「小規模での教育を望む親子には特認校は有効な学校」。このように話すのは、04年から2年間、同小の学校長を務めた味岡一博さん(62)。複式学級であっても手順を踏むことで教育水準の維持は可能だという。校長就任時に、1年生の授業から課題を一人で考えさせ、次にみんなで考えさせ、最後に先生が教える「デトニ学習」を導入。児童らが自主的に学ぶ力が身につき、複式学級のある年次になっても円滑に授業が進められるという。「学習環境だけでなく、縦割りによる社会関係の構築など、小規模だからこそ可能な教育がたくさんある」という。

 味岡さんは小規模特認校の在り方について「名張市の教育に選択肢があることは望ましいが、逆に小規模校を残すために結果的に適正規模校が犠牲になることも避けなければならない」といい「特認校が保護者や地域住民の利益だけにとどまらないよう、市民全体に価値を広げられるような教育行政にするには、学校間での積極的な交流と成長が必要だと思う」と話す。

2.8月23日の名張市議会『全員協議会』における教育委員会からの「名張市立小中校の規模・配置の適正化実施計画(案)についての提案
 市教委は、実施計画案について議員に説明した後、国津小を含む3校の保護者や地域住民に対する説明会を開くという。

3.本日の懇談会
国津小PTA6人に熱い思いを述べてもらいました。また、私たち教民委員会議員の考え方も言わしてもらい、10時から12時まで、約2時間お話合いをさせていただきました。

保護者から議員に対し「より具体的な計画案が出たことで、入学希望者が減ってしまう。特認校制度を存続するため議会にも理解してほしい」「特認校は他の地域にない制度。いろんなタイプの子どものために、選べる自由を残してほしい」などと訴えた。

 議員たちは「特認校と校区再編は分けて考えるべき。国の方針に負けない名張の教育のために小規模校は必要である」「他の学校の児童や保護者の意見も聞いた中で、名張の子どもたちにとってどうか、しっかりと意見を交わして考えていきたい」などと答えた.

 確かに今までは、教育委員会と平行線の話し合いだったと思いますが、これからは地域づくり委員会と連携していくことにより、一歩が踏み出せるのではないかと考えています。

 私は、この問題を話し合う前提条件として地域ビジョンの基本計画に「国津小の存続」がなければならないのではないか。そして、教育委員会から提出してもらうものとしては、小規模特認校に対するこの7年間の成果やデメリットなど生活面や教育活動面、学校経営面(校長や教員の組織を含め)などについての報告書が必要であると思っています。

 この2点が揃うことで、今後 市教委とPTAで納得した話し合いができれば、統合準備協議会にて、前半は「小規模特認校の是非」について議論をまとめ、後期は、「統廃合」の話し合いにもっていくことができるのではないかと考えています。

いずれにしても、今後、小規模と特認校についてしっかりと教育委員会と話し合っていきたい。
小規模のメリットは、保護者からたくさんの成果をお聞きしましたが、
デメリットとしては、
・集団での活動や切磋琢磨する機会に恵まれにくい。
・友人関係の固定化
・多様な価値観に触れる機会が少ない
などがあげられる。
特認校では、過疎化が進んでいるため、地域において交流が盛んになり、何よりも存続の危機を脱することができることであろう。一方、地域外の児童生徒がくることによる通学手段と安全性の確保、居住地区と学校地域、2つの地域での人間関係の二重化などの問題点があるのではないか。どちらもこのデメリットを克服するための取り組みが必要である。

今後この問題は、10月からの新しい教民委員会に引き継がれることになる。しかし半分は交代し、半分は継続することになるであろう。教民委員長のリーダーシップに期待したい。

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プロフィール

ゆきまつ

Author:ゆきまつ
幸松(ゆきまつ) 
   孝太郎(こうたろう) 
65歳
住所:名張市百合が丘西2ー86
職業:名張市議会議員(無所属)
家族:妻、二男一女の5人家族
座右の銘:
”Mastery for Service
(奉仕のための練達)”
「”社会の中で輝いた生き方”をするために!」

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