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 ゆきまつ孝太郎活動報告〔無所属〕

名張市議会議員【2期目】 教育民生委員長

2011-07-29 [ Fri ]
テーマ:被災者支援

 日刊ゲンダイ2011年7月26日掲載の記事を紹介しよう。

 『●元OLの「なんでこんなにたたかれるの」

「あんたの会社のせいでこげな体に」――水俣病のチッソ(現JNC)は、公害認定から40年以上が経過した今も贖罪(しょくざい)が続いている。東京電力にも、これから気の遠くなるほどの謝罪の日々が待っている。

 女子サッカーのW杯優勝に貢献した丸山桂里奈選手(28)が、ブログにこう書いていた。彼女は元東電社員で、廃部になったTEPCOマリーゼの一員だった。

〈ニュースや報道に対して敏感になるし、納得いかなかったり、腹立たしくなることさえある。天災なのに、自然災害なのに。なんでこんなに東電がたたかれるのか。(中略)予想外の津波がきて、原発での事故が起こってしまった。でも誰も悪くない。東電が悪いわけじゃない〉

 元同僚たちを思う気持ちが強く出てしまったのだろうか。思慮の浅さは感じるが、20代の彼女まで責めるつもりはない。

 ただ、元OLの無防備な発言だから、かえって今の東電社員の本音を代弁しているような気もする。丸山選手は、07年の柏崎刈羽原発事故でもこう書き込んでいた。

〈そんな事言うなら電気使うなー〉

 トヨタやパナソニックなどで顧問を務めたビジネス評論家の知念実氏がこう言う。

「一般社員にまで原発責任を問うのは子供じみているという意見もありますが、九州電力のやらせメールでも明らかなように、官僚的な経営陣に部下が付き従っていた現実があります。今後の後始末を間違えば、世間の風当たりは社員にも厳しくなるはずです」

 そんな批判をかわすためか、東電は一般社員の給与カットも行った。ところが、月給のわずか5%。夏のボーナスも支給され、「反省がない」とかえって火に油を注ぐ結果だった。

 もちろん、理不尽な嫌がらせを受ける社員には同情する。

 本社ビルは、原則、クーラー禁止。オフィスの明かりが漏れると苦情電話が鳴るため、夜も照明がつけられない。渋谷の電力館は赤いスプレーで「反原発」と落書きされていた。

●水俣病のチッソは今も贖罪が続く

「なぜ娘がこげな体に」 母親の腕に抱かれた少女の指は内側によじれ、言葉を発しない。近所では、流産や脳性麻痺児の出産も相次いでいた。

 水俣病の原因企業チッソは、今も年間80億円前後の補償金を払い続けている。73年の補償開始から昨年まで2268人の被害者に対し、計1451億円(1人6400万円)。公害防止事業や漁業補償などを含めると、計2952億円という莫大な金額だ。当時、環境庁長官の石原慎太郎が「患者は働く意欲がない」と放言し、余計な仕事を増やしたこともあった。

 東電の賠償責任は、チッソの比ではない。今まで親方日の丸だった社員や窓口受付をしているOLも、福島県の家々を謝罪に回らせられる。「人殺し」と罵声を浴びせられることに耐えられるだろうか。

 当時のチッソは、公害認定と同時に水俣工場の操業を停止。半数以上の人員削減を行ったが、残った社員も地獄だった。

「被害者側に立つ組合と会社の御用組合が対立し、社員同士で罵(ののし)り合いをしたものです。被害者側の組合員は、出世や配転で不利益を受けたし、〈人殺し会社〉と言われるから外では社名も名乗れない。娘の結婚でも、肩身の狭い思いをさせた親は多かった」(チッソOB)

 東電も確実に同じ道をたどる。当時の水俣市では、水俣病の授業の際、ずっとうつむいたままの生徒が多かったという。

 現在、チッソは事業継承会社のJNCに移行している。水俣病を知る社員はもはや少数派。主力商品は液晶や有機EL材になっている。だが、チッソは今も加害企業という十字架を背負い続けているようだ。

 同社の広報担当者がこう言う。

「お詫びの気持ちは忘れていない。新人研修でも水俣病の歴史を復習し、若手たちには〈加害企業として補償金を稼ぐためにしっかり働こう〉と励ましている。JNCとは、ジャパン・ニュー・チッソの略。まったく違う社名にもできたが、悲劇を繰り返してはならないという幹部の考えもあり、チッソという名を残しました」

 薬害エイズのミドリ十字(現・田辺三菱製薬)も長く贖罪が続いた。96年に社長と御用学者、厚生官僚の3人が逮捕。今の原発問題とまったく構図が同じだ。

「当時の私は入社3年目。まったく事件と関わりないが、〈人体実験で有名な731部隊の会社だろ〉と舌打ちされた時もありました」(元社員)

 東電社員の罪も、被害者は一生忘れない。』

この2つのエピソードは、これからほんとうに原発による被害者への処理に対して、長い長い・・・・・・苦難の歴史を歩まなければならないことを示唆させられ、次世代にまで引き継がなければならないことを考えさせられますね。

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プロフィール

ゆきまつ

Author:ゆきまつ
幸松(ゆきまつ) 
   孝太郎(こうたろう) 
65歳
住所:名張市百合が丘西2ー86
職業:名張市議会議員(無所属)
家族:妻、二男一女の5人家族
座右の銘:
”Mastery for Service
(奉仕のための練達)”
「”社会の中で輝いた生き方”をするために!」

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