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 ゆきまつ孝太郎活動報告〔無所属〕

名張市議会議員【2期目】 教育民生委員長

2011-07-28 [ Thu ]
テーマ:子育て

 7月27日、民自公の実務者で合意をした「子ども手当」の所得制限であるが、これまでの経緯も踏まえて紹介したい。

1.3月31日、子ども手当のつなぎ法案可決の経緯
 政府・民主党は、3歳未満のみを月2万円とする平成23年度の子ども手当法案を撤回する方針を固め、野党側が法案の取り下げを求めたため、22年度の子ども手当法(中学生まで月1万3千円)を6カ月延長する「つなぎ法案」は、衆院本会議で民主党と共産、社民両党の賛成多数で可決した。参院で否決されても共産党が衆院での再可決に協力する方針に転じたが、 自民、公明両党は子ども手当法案に反対しており、ねじれ国会では成立が見込めないため、民主党はつなぎ法案を提出。直後に震災が発生した。

 その後、自民党は子ども手当を廃止し、旧児童手当制度に戻すことで、浮いた財源を復興予算に回すよう主張。児童手当の給付費総額は1兆円(21年度ベース)で、1兆9千億円を復興費用に回すことが可能であるとか、年少扶養控除の廃止が決定しているため、児童手当が単純復活すれば一部世帯では子ども手当制度の導入前と比べても負担が重くなる。年収800万円世帯では、3歳未満の子供1人を育てる場合は月3千円、中学生1人では月6千円の負担増だ。

 一方、公明党は、“折衷案”として、子ども手当の対案となる児童手当の拡充案を発表した。児童手当の対象を自公政権当時の小学6年から中学生まで広げ、一律月1万円とし、「子育て世代の過剰な負担を緩和する」と強調した。1兆円を復興予算に充てることもできるとしている。ということで、31日の参院本会議では民主、国民新、共産、社民各党とみんなの党らが賛成、自民、公明両党などが反対し、賛否が120対120の同数となった。憲法56条の規定で議長判断となり、民主党出身の西岡武夫議長が「可と決します」と宣言、成立した。

2.今国会での成立を目指す「子ども手当」の所得制限について
 民主党幹部は7月26日夜、自民、公明両党との子ども手当修正協議で焦点となっている所得制限について、「年収860万円以上」(年収1150万円)で線引きする公明党の主張を受け入れる方向で検討していることを明らかにした。先に提示した手取り年額1000万円以上の世帯には減額支給するとの案は取り下げる考えを示した。

 ただ、同幹部は860万円以上の世帯の支給額をゼロにするかどうかには言及しなかった。自公両党には、所得制限の対象世帯への支給自体に反対する声が強く、民主党が減額支給方針を堅持した場合、この譲歩案でも打開できるかは微妙だ。

3.この子ども手当を主張する目的や背景
 日本では少子高齢化が進行し、2010年現在は、3人の現役世代で1人の高齢者を支える形になっているが、2055年には1人の現役世代で1人の高齢者を支える状況となることが見込まれている。一方、日本における子どもの貧困率は14.2%と、OECD諸国平均の12.4%より悪くなっており、片親の子どもの貧困率は54.3%とOECD諸国(平均30.8%)中最低となっている。日本政府が子育ての支援にかけている予算は、GDP比でスウェーデン3.21%、フランス3.00%、ドイツ2.22%に対し、日本は0.81%と先進国中最も少ない国の一つとなっている。特に6歳以下の子どもへの支援額がOECD諸国平均と比べ非常に低いとOECDに指摘されている。また子育て世代は等価可処分所得中央値が1998年から2007年の10年で10%以上落ちるなど収入に余裕がなく、子どもが学校に通うようになると教育費も大きく増加して経済的負担が大きくなる面もあるため、民主党は子どもの幼少から就学までのトータルでの支援が必要だとしている。

 こうした状況を踏まえ、子ども手当法は、「次代の社会を担う子ども1人ひとりの育ちを社会全体で応援する」こと及び「子育ての経済的負担を軽減し、安心して出産し、子どもが育てられる社会をつくる」ことを政策目的としている。なお、子ども手当法第2条にて、「子ども手当の支給を受けた者は、前条の支給の趣旨にかんがみ、これをその趣旨に従って用いなければならない。」と記述されており、給付金を子どもの成長及び発達のために使用する責務がある。としている。

 ちなみに、類似制度には子ども手当施行以前に行なわれていた児童手当(児童手当法による)がある。児童手当と異なる点は、
1.支給年齢
2.所得制限の有無
3.支給額
等である。子ども手当施行に伴い、従前の児童手当制度は廃止となっっている。

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プロフィール

ゆきまつ

Author:ゆきまつ
幸松(ゆきまつ) 
   孝太郎(こうたろう) 
65歳
住所:名張市百合が丘西2ー86
職業:名張市議会議員(無所属)
家族:妻、二男一女の5人家族
座右の銘:
”Mastery for Service
(奉仕のための練達)”
「”社会の中で輝いた生き方”をするために!」

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