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 ゆきまつ孝太郎活動報告〔無所属〕

名張市議会議員【2期目】 教育民生委員長

2011-06-26 [ Sun ]
テーマ:男女共同参画社会
 
 先日、予告しました「うまれる」の映画を見てきました。このストーリーは4つありまが、まず感じ取れるのは「物語の力」です。この映画が物語として力があるというのではなく、ここに登場するそれぞれが「うまれる」ということを自分自身の人生という物語の中に取り込むことで、生きる力が生まれてくるということなのです。

1.両親の不仲、虐待の経験から親になるのに戸惑う夫婦の物語
 伴 真和(まさかず)(31歳)、まどか(31歳)夫婦は、結婚して約1年。妊娠6カ月のまどかは、初めてのお産が楽しみな反面、さまざまな不安も抱えている。

なかでも一番の心配は、自分が果たして良い親になれるのかどうかということ。
いつも笑顔の彼女だが、実は幼い頃に母親から虐待された辛い経験を持ち、彼女が中学生のときに離婚して家を出た母親とは絶縁状態だ。
なぜ自分は母親に受け入れられなかったのか? 
その答えを求めるようにして助産師の道を選んだのだが、いまだに自分と母親との関係を消化できていない。

 一方、真和は幼い頃から両親の不和を見てきたため、まどかと出会うまでは、結婚したいとも子供が欲しいとも全く思っていなかった。
そのせいか、父親になるという実感を持てず、妻のお腹の子は、あくまで「自分たちの副産物」でしかない。
戸惑い、悩みながらも、二人はどのようにして、母親、父親になっていくのか、そしてお腹の赤ちゃんの運命は...?⇒夫婦の語らい、企業のワークライフの問題など色々な不安などを乗り越え、感動の自然分娩出産でした。

2.完治しない障害を持つ子を育てる夫婦編
 松本哲(あきら)(40歳)、直子(41歳)夫婦は、医療によって、18トリソミーという障害を持って産まれた虎大(とらひろ)――愛称・虎ちゃん(8カ月)と出会うことができた。
18トリソミーは染色体異常による重い障がいで、うまれること自体が難しく、うまれても90%の子どもが1年以内に亡くなる。
妊娠8カ月のときに18トリソミーの可能性を知った松本夫婦は、産むかどうかの選択を迫られたが、迷わず産むことを選んだ。そして、うまれた虎ちゃんは数ヶ月、NICUに入院した後、奇跡的に病院を退院し、家族との生活が始まった。
しかし、立つことも歩くことも話すことも出来ない我が子。。。
虎ちゃんは実際、自分で食事を摂ることができず、チューブで直接、栄養分を胃に送っている。
松本夫婦は、どのように、いつ終わるかわからない虎ちゃんの命と向き合おうとしているのか?⇒最初から障害を持って生まれてくると思っている親はいません。しかし、この夫婦は、よく話し合ってその可能性が有っても虎ちゃんを背負っていこうと腹を決めたんですね。偉いですね。

3.出産予定日にわが子を失った夫婦編
 関根雅(まさし)(32歳)、麻紀(31歳)夫婦の子どもは、出産予定日に突然、お腹の中で亡くなった。
娘に「椿」という名前をつけて見送った後は、深い悲しみの中で自分たちを責め続ける日々を過ごしていた。
そんな夫婦を救ったのは、「わたしがあなたを選びました」という本の著者である産婦人科医、鮫島浩二との出会いだった。
自分たちを親として選んでくれたはずの子が、なぜ、うまれてくることができなかったのか? その問いに対して、鮫島医師は...? ⇒両親に「椿」からの手紙を作ってくれました。それも天国より。選んでくれた両親へのお礼と早く旅立つお詫びを入れ、今は死んだ家族と楽しく天国で過ごしていると・・・・・・・。この医師は素晴らしいですね。

4.子を望んだものの授からない人生を受け入れた夫婦編
 東(あずま)陽子(47歳)は、日本でも有数の不妊治療の病院、ミオ・ファティリティ・クリニックの管理部長。自身も30代のときに9年間、治療を受けた末に、子供のいない人生を受け入れた。最初の3~4年は「ワクワクしていた」と語る彼女。
しかし、やがて焦燥感などから精神的に不安定になり、そんな妻を夫の徹(50歳)は包みこもうとしていた。
クリニックには子供を堕ろす選択をした女性たちも訪れ、彼女を複雑に気持ちにさせる.. ⇒この人生の決断も大変な勇気がいりますね。よく夫婦で語ったことがわかります。

 以上4組の夫婦が登場し、妊娠・出産だけでなく、流産・死産、不妊、障害、「子供が親を選ぶ」という胎内記憶など『うまれる』ということを、幅広く捉える事で、出産だけではなく、【親子関係やパートナーシップ、男性の役割、そして生きるという事を考える・感じる内容になっております。
 また、これまでの妊娠・出産を扱った映像と異なり、監督やナレーター(元祖イクメン・タレントつるの剛士)などメイン・スタッフに男性が関わっている事からも、常に「妊娠・出産・育児における男性の様子」にも焦点が当てられており、「イクメンになりたいけど、どうしたらいいか分からない!」という男性にも共感できる映画になっています。
 何よりもこれから子供を持つ、とか今子育てをしているという人たちには本当にぴったりの映画、ぜひ観て涙を流して、子育ての悦びを見直してください!

 最後に感想ですが、なぜこの映画を男女共同参画社会に向けて発信したいかですね。私が思うには、この「生まれる」という映画を見て、夫婦の有り方、子育て、親子関係、家族の幸せ、隣近所や地域とのかかわり方、そして、企業のワークライフバランスなど社会全体をいろいろ考えていくことにより、「生きる」ことによる男女の役割が見えてくるような気がします。
 この映画は、男女共同というテーマを考えるには、いい映画であったと思いました。
”うんでくれて、うまれてくれてありがとう!”


<キーワード資料>
[胎内記憶]
 母親のお腹の中にいたときの記憶。細かくは、陣痛から誕生までの「誕生記憶」、お腹に来る以前の「中間生記憶」などに分けられるが、一般的には「産まれる前の記憶」を総括する。
 3歳前後の子供の約30%にあると言われているが、小学校高学年頃にはほとんどの子供が忘れてしまう。
世界中で100年以上前から報告されてきたが、日本で広く知られるようになったのは産科医師・池川明氏が2002年に「おぼえているよ。ママのおなかにいたときのこと(リヨン社)」を著してから。「親を選んで生まれてきた」という子供たちの証言は、育児に悩む母親たちに明るい希望をもたらしている。

[不妊]
 産む意志と避妊をしない性生活がありながら2年以上妊娠しないこと。日本の10組に1組の夫婦が不妊に悩んでいると言われる。
 原因が女性にある場合は41%、男性にある場合は24%、男女共に原因がある場合は24%、残りの11%は不明(「恵比寿つじクリニック」の辻祐治院長)。
 日本では毎年約2万人の子供が、治療法のひとつである体外受精によってうまれているという(2007年現在)。しかし、人口受精、顕微受精なども含めた不妊治療による妊娠率は20~30%にとどまるとも言われ、経済的・精神的負担も大きい。

[流産・死産]
 医療技術が発達し、世界で最も安全にお産ができる国のひとつと言われる日本でも、全妊娠の約15%が流産になると言われている。妊娠12週以降の流産は約2万8000人にのぼり、22週以降では約4000人(2008年)。
 また死産(誕生死)は600人にひとりの割合だという。原因のほとんどは胎児の染色体異常によると言われているが、「自分に原因があったのでは」と苦しむ女性は多い。

[18トリソミー]
 18番目の染色体異常による先天性の障がい(ちなみに21番目の染色体が1本多い「21トリソミー」はダウン症)。心臓などの器官が胎内で十分に発達しないため、うまれてくることが稀で、うまれても1歳までの生存率は約10%。
 完治する治療法はなく、口から栄養分を摂ることができなかったり、立つことも話すこともできないなど、完全介護が求められる。

[産む場所]
 日本では出産の99%は病院で行なわれているが、助産院や自宅での出産を選ぶ人たちも1%ほどいる。助産院では、陣痛促進剤を使わず、帝王切開や会陰切開などの医療行為を行なわず、陣痛と母親の腹圧だけに頼った「自然分娩」によって赤ちゃんを迎える。
 同じ助産師にずっと診てもらえ、自由な姿勢で産めるなどの理由で支持されている。万一、緊急事態が起きた場合は、提携している病院に搬送されることが多い。一方、(病院での出産は除く)

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プロフィール

ゆきまつ

Author:ゆきまつ
幸松(ゆきまつ) 
   孝太郎(こうたろう) 
65歳
住所:名張市百合が丘西2ー86
職業:名張市議会議員(無所属)
家族:妻、二男一女の5人家族
座右の銘:
”Mastery for Service
(奉仕のための練達)”
「”社会の中で輝いた生き方”をするために!」

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