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 ゆきまつ孝太郎活動報告〔無所属〕

名張市議会議員【2期目】 教育民生委員長

2011-06-21 [ Tue ]
テーマ:名張市議会

 2日目の2番目に登場した<ゆきまつ>の一般質問の内容を紹介しよう。

1.中央部のまちづくりについての提言
 名張の上位計画である総合計画『市街地整備』の基本方針は、「名張駅周辺の都市サービス機能の充実や名張の顔にふさわしいシンボル性の高い都市空間の形成を目指します。さらには、伊賀地域をはじめとした周辺地域の拠点となる魅力のある中心市街地を目指します」とあります。そして、これを実現するための施策は、“中央部のまちづくり”において①名張地区既成市街地の取組、②名張駅周辺の取組、③新しいまちの市街地促進、の3つの取組みをすることで、名張市の顔となる魅力ある中心市街地の再生や整備や道路などの整備を進め、快適で質の高いまちづくりの将来像を実現しようとするものです。

 そのために、昨年、目指すべき都市構造や機能の形成のために「名張市都市マスタープラン」が策定されましたが、このプランは都市機能をどのようにしていくかということを決めたわけですので、これができたから中心市街地の整備は、このプランに基づいた都市計画のみで取り組んでいけばいいということではありません。
 この市街地にとっては、商業などの「名張市産業振興ビジョン」と一緒に取組む必要があります。

 それでは、具体的に名張地区既成市街地の取組から検証していくことにしましょう。
 まず、名張地区既成市街地=まちなか再生であるが、平成17年3月に市長より「市民との協働により策定した名張地区既成市街地再生計画『名張まちなか再生プラン』を基本に、自然や歴史、文化などの地域資源を積極的に活用した魅力あるまちづくりを目指し、市民や事業者などの参加と連携のもと、計画的に事業を推進してまいります」と当時の施政方針を語り、「まちなか再生プランには、背水の陣で臨みたい、不退転の決意で臨みたいと思っている」と決意を語っている。当時の名張市のまちなか再生事業は、国土交通省のまちづくり交付金を活用して進められており、平成16年から20年までの5年間にハード事業として観光交流施設「旧細川邸やなせ宿」や西口駅の公衆用トイレが生まれ変わり、公共サインなどが設置されました。その結果、市民を対象にした満足度アンケートでは、5つの指標のすべてで目標値を下回るという結果で、市民は高い評価を与えていないが、市長はこの前期5年間の成果はどうであったか。総括として説明ください。この評価をもとに今後の対応方針として、引き続き今後のまちづくり方策の推進等に努めるとあるが「後期の5年間の計画」をどうするのかも説明ください。

 その後、まちなか再生委員会の存続が危ぶまれたが、平成21年9月に同委員会から市都市整備部の事務局や名張地区まちづくり推進協議会らの退会によって、その後の経過も含めて今後同委員会をどのような役割と位置づけとして考えているのか説明ください。

 また、平成21年12月の永岡議員の一般質問において、市長は「名張地区まちづくり推進協議会に地域ビジョンの策定を委ねる考え方を示し、まちなか再生プランも地域ビジョンに反映されるとの見通しを述べた」とあり、目的別団体としてのまちなか再生委員会が「組織化できるかどうかは別にして一定のところまできたらコラボレーションできるようにしたい」とも述べているが、この考えが現在も続いているのか説明ください。
 自主自立の考えに基づいた「まちづくり」においては、行政と事業者や地域住民、そして地域づくり組織やNPOを含めた市民活動など多様な主体がそれぞれの役割の中で協働して行かなければ再スタートはできないと思っています。市はまちなか再生の関係との検討・協議等を踏まえ、設立する予定の組織体制をどのように支援していくのかも重ねて説明ください。

 次に、「名張駅周辺」については、平成20年3月に当時の柳生議員より駅前再開発として質問しており、担当部長より「今日の厳しい財政状況から、西口の周辺整備につきましても規模は縮小したとはいえ多大な費用を要することから、早急に取りかかることが難しい状況となっておりますが、当該地域は歴史、文化が薫るまちなかと新しく誕生した希央台、鴻之台を両わきに備え、名張のイメージを印象づける町の顔にふさわしい、シンボル性の高い都市空間としての整備が必要であると認識しております。<中略>・・・まさに本市の顔としての魅力を高めることとし、今後の財政の改善状況を視野に入れ、事前の調査、調整等の業務を順次進めてまいりたいと考えております」と述べており、駅前再開発の調査結果等はいつ市議会に報告するのか、説明ください。また、都市マスタープランでは、この区域を都市機能では都市交流拠点に位置づけ「にぎわい創出エリア」として、都市計画道路の見直し(平成25年度に決定とある)を含めた検討を行い、市の中心駅にふさわしい機能確保に向けた整備を進めるとあります。現在、具体的な駅周辺整備事業があるのか。加えて、駅前にふさわしい整備計画はいつまでに進めるのかも説明ください。

 さらに、新しいまちの市街地促進(中央西のまちづくり計画)ですが、都市マスタープランでは、この区域を都市機能では都市機能拠点として位置づけ、公共・公益施設の集積を図るとともに、商業・業務施設の立地を促進し、にぎわいのあるまちづくりを進めることになっている。また、鴻之台・希央台の各種計画での位置づけについては、名張市総合計画(平成16年~平成27年)の中で、①新しい名張市総合計画 基本構想 “リーディングプラン まちの顔づくりプラン”、②平成6年の中央西土地区画整理事業では、希央台地区を社会教育施設、③平成16年の中央西のまちづくり計画では、市民の生活、教育・文化活動の拠点施設、というように年の経過とともに表現が変化している。現在の市街地整備室では、公益用地の完売のための販売業務にしか見えてきません。全66区画のうち現在の販売状況と今後の完売計画を説明してください。

 先般、安売りスーパー入札で問題になったように、市民から市に求められている役割は、この新しいまちも含めた“中央部のまちづくりの方向性をわかりやすく知らせてほしい!”というものですが、理解できますか、説明ください。

 以上で、これまでの3つの区域の質問を終え、『名張市市街地整備のグランドデザイン(全体構想)」を問う。』と『中心市街地活性化基本計画を導入提案』は、席上からの再質問で“中央部のまちづくりを実現する”ための提案としてまとめたいと考えております。
 手ものとに持ってきていますパネルの地図は、中央部のまちづくりの地図の説明と2つ目の小テーマである中心市街地のグランドデザイン案(コピー配布)について席上から説明するものです。
 
2.新エネルギー先進都市を実現するための提言
 3月11日に発生した東日本大震災は、我が国のエネルギー政策の大幅な見直しを迫られることになりました。政府は、東京電力福島第一原発の事故を受けた今後のエネルギー政策について、「従来の計画を白紙に戻して議論する」と述べ、原発への 依存を減らす方針を表明しました。 2030年の総発電量のうち50%を原子力と想定したエネルギー基本計画を見直し、太陽光発電、風力発電などの再生可能エネルギーと省エネ社会実現を2本柱とする意向も示しました。

 また、「日本は最先端の技術で化石燃料の利用率を高め、温室効果ガスの排出量を最低限の国際水準に抑えると共に、すべての資源を調達して再生可能エネルギーの利用における技術やコスト面の壁を打ち破り、2020年代までに、再生可能エネルギーによる発電量の発電総量における割合を20%に引き上げていく」。さらに、「日本の目標は家庭や住宅団地の生活の快適さに影響を与えない限り、エネルギーの利用率を高めることにある」と明らかにしました。

 三重県においても鈴木知事は、エネルギーの安定供給の確保や省エネルギー対策を推進する対策本部を立ち上げ、「他県や世界にもモデルとなるようなエネルギービジョンを取りまとめていきたい」と述べています。その内容は①エネルギービジョンの策定、②新エネルギーの普及拡大、③省エネ、節電、④新エネや省エネの技術を生かした産業振興、⑤エネルギー政策に関する国への提言であります。先週の県議会の答弁では、「新エネルギービジョンは、県の地域特性を生かした太陽光発電や風力発電などの利用を検討し、中間案をさらに発展させる形で、本年度中に取りまとめたいと前向きに取り組むことを表明しました。

 一方、名張市においては、新エネルギービジョンがないため、名張市のエネルギーの取組みの経緯を説明したいと思います。国の環境基本法、環境基本計画が策定され、循環型社会形成推進基本法や環境教育基本法などが整備されました。名張市では「名張市快適環境基本条例」を制定し、続いて「なばり快適環境プラン」を策定しました。その後上位計画である総合計画を改定し、まちづくりを環境面から幅広く捉え、将来の望ましい環境像を達成するために「第2次快適環境プラン」を策定し現在に至っています。

 そこで、エネルギー政策の質問に入りますが、1つ目は、『総合計画』第2節「循環型社会の創造」の1において、省資源・省エネルギー基本方針として、“市民の環境問題についての理解を深め、市民一人ひとりが省資源、省エネルギーや資源の有効活用に取り組むことにより、地球環境にやさしい持続可能な社会を創造します”とあり、その実現のための施策展開として①環境負荷の低減と②新エネルギーの導入・有効活用を掲げていますので、この2つの施策展開についての現状と対策を説明ください。

 2つ目に、『第2次なばり快適環境プラン』による地球温暖化防止活動を積極的に進める施策の中で、「温室効果ガス対策」としての施策項目「新エネルギー対策事業の進捗」がどうなっているか。また、「省エネ・省資源の徹底」するために、どのような取り組みを行っているのか。さらに、「市の地球温暖化防止対策の推進」としての施策項目で「環境EMSの構築と運営」についての取り組みはどのような成果が出ているのか。加えて、名張市職員率先行動計画である「名張市地球温暖化対策実行計画」の新エネルギーの導入・有効活用の目標である“地球環境にやさしい、太陽光発電、太陽熱利用、燃料電池などの新エネルギーの導入を促進します。”という具体的な取組み状況を説明ください。

 3つ目に、省エネ法に基づき「名張市エネルギー管理標準」を定め、運用しているエネルギーの使用量が基準値に対してどのような成果になっているか現状を説明ください。

 最後に、新エネルギービジョンの目的や意義を説明しておきたいと思います。
 『地球温暖化問題やエネルギー問題の対策としては、既存のエネルギー消費量を抑制するための省エネルギーの推進が重要ですが、石油等の化石燃料は近い将来に枯渇する可能性が高いため、化石燃料にかわる「新エネルギー」を積極的に活用していくことが重要になります。
 新エネルギーとは、自然の力を利用したり、今まで使われずに捨てていたエネルギーを有効に使ったりする地球にやさしいエネルギーのことです。地域で利用できる新エネルギーの量は、その地域の諸条件により大きく左右されます。このため、地域特性を十分に踏まえ、名張市に適した新エネルギーを導入するための方向性を示す「名張市新エネルギービジョン」を策定し、エネルギー対策を推進していくことが必要になります。』

 名張市では、資源循環型社会創造の取組みの一環として、太陽光発電やバイオマス発電等の持続可能なエネルギーである新エネルギーの導入を促進することが要望されています。新エネルギーは、環境に与える負荷が少ないことから、その導入により地域規模における環境にやさしいまちづくりを促進することが期待できます。

 また、新エネルギーの導入は、新たなビジネスチャンスの可能性を秘めており、この機会を有効に活用することによって、地域産業の振興にも役立つものと考えられます。

 なお、新エネルギービジョンを策定すれば、新エネルギーの導入とともに環境負荷を低減する効果の高い省エネルギーも相乗効果が発揮することも予想されますので、我々に最も身近で、環境を守るための基本的な取組みを提案したいと思います。なお、通告しています『新エネルギー政策は出来ているか』と『名張市新エネルギービジョンの策定について』は、席上からの再質問で“新エネルギー先進都市名張を実現するため”としてまとめたいと考えております。

 本日の2つのテーマは、いずれもこの夏から来年にかけて「組織・機構整備(見直し)において検討していただき、“担うべき役割の発揮、機能アップを図って、有効に機能する組織の採用”に向けて、更なる職員の能力発揮を期待するものでもあります

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プロフィール

ゆきまつ

Author:ゆきまつ
幸松(ゆきまつ) 
   孝太郎(こうたろう) 
65歳
住所:名張市百合が丘西2ー86
職業:名張市議会議員(無所属)
家族:妻、二男一女の5人家族
座右の銘:
”Mastery for Service
(奉仕のための練達)”
「”社会の中で輝いた生き方”をするために!」

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