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 ゆきまつ孝太郎活動報告〔無所属〕

名張市議会議員【2期目】 教育民生委員長

2011-05-22 [ Sun ]
テーマ:ICT教育
 
 ある市で、市立小学校の全教室に電子黒板の設置が進められている。文部科学省は、小中学校の新学習指導要領で、授業でのコンピューターの活用を謳っており、電子黒板設置もその一環だ。ただ、導入状況は自治体によって様々で、全小・中での各校1台の採用は名張市でも導入している。A市の全小学校の教室に導入した事例をもとに、導入のメリットや課題を探っってみたい。

1.授業が見やすくわかりやすい
 A市が設置する電子黒板は、既に全教室に設置済みの50型プラズマテレビの画面上に、タッチペンで操作するための機器をはめ込み、電子掲示板機能を付加する方式。市内に19ある市立小学校に合計352台を設置した。

 同市のB小学校が文科省の「電子黒板を活用した教育に関する調査研究委託」のモデル校に選ばれ、2009年度から14クラスで電子黒板を使った授業を行ってきた。子供たちからは見やすい、わかりやすいと反響があり、教師からも教育効果が高まった、教材開発に役立てられるという意見が聞かれた。授業の理解度が高まったとし、A市では今回の全面導入方針を決めた。予算は約9,400万円。本年の1月までに導入した。

 電子黒板は、画面に出てくる教科書の文字や画像を部分的に拡大したり、画面に線を引いたり、文字を消したりできる。音声出力や、動画再生も可能だ。従来の「黒板とチョーク」と比べて、何よりも視覚に訴える授業が展開できるところが画期的だ。パソコンと連動しているので、インターネットから授業の素材になりうる情報や画像もダウンロードできるというメリットもある。


2.メリットも多いが課題も山積
_ 一昔前にも視聴覚教育が注目を浴び、学校現場にOHPやスライド映写機、LL(語学演習システム)、ML(音楽演習システム)、初期のパソコンなどの学習機器が大量に投入されたことがあった。しかし、その学習効果はというと、機器が使いこなせるか、教材を自作できるかなどの教師のレベルに大きく左右されるものであった。機材が使えず教材もつくれない教師が多く現れ、宝の持ち腐れになったり、視聴覚教育に堪能な教師に負担がかかる結果となり、今回の電子黒板の導入も、教師が使いこなせなければ効果は上がらないのではないか。

「電子黒板で使用する教材は、機器に添付されたものや、教科書会社が提供しているものを使うため、教師への負担が軽減されています。機器の使い方も、導入後に業者による研修を行い、教師全員が使いこなせることを目指します」

 電子黒板用の教科書“電子教科書”づくりも課題を抱える。既にいくつかの教科書会社は電子教科書の制作を手掛けているが、電子黒板上での教科書と教材の線引きは曖昧で、どこまで国から検定を受けるのかという問題が存在するのだ。このため当面は教科書準拠の教師用デジタル教材という位置づけになるようだ。今後電子黒板を全国に導入していくには、教材価格の設定や提供会社の選定方法に関する基準が必要になり、また教員の養成も電子黒板の使用を前提として大きく改正されなければならない。メリットも多いが、解決すべき課題も山積している。

3.以上のように問題は、教師が使いやすい環境になっているかどうかが一番重要であるようだ。ところで、名張市では、どうだろうか。

4.名張市では、国の学校情報通信技術環境整備事業において、
 まず①液晶デジタルテレビは、2009年12月の終わりから2010年3月の春休みの間にかけて、市内22の小・中学校に配置をしている。台数は、小学校では52型:170台、32型:50台、中学校では52型:68台、32型:24台、計312台が配置されている。

 ②電子黒板については各校1台ということで、全小・中学校計22台導入をしている。

 そして、活用するために、その使用説明会(業者)は、3回ほど開催している。
学習現場では、小学校の5、6年生が英語ノートの電子教材として外国語活動の時間に使用をしていると聞いている。

 また、研修会については、今後のことも含めて、教職員対応の研修会を開催予定しているし、電子黒板の活用方法や授業への有効活用についての研修会を行うということにしている。

しかしながら、市議会でも細矢議員や浦崎議員からも質問されているように、この程度の使い方では市民の方は納得できないであろう。今年度の状況と対応を確認する必要がある。

5.A市の状況
 電子黒板は、いわばパソコンの機能を備えた黒板です。例えば、算数の授業では、図形の面積の求め方や立方の裏側のようすなどを、動画を使ってわかりやすく解説することができる。
 また、児童が画面を見ている間、教師が児童の様子を見ることができる。

6.授業を受けた子どもたちからは、「わかりやすい」「授業が面白い」といった声が多いそうだ。学習意欲や集中力の向上に効果があることがわかります。また、子どもたちの授業に対する積極性が増し、発表や討論が活発になるなど、コミュニケーション教育の推進への効果も期待できる。従来の黒板と、多彩でわかりやすい表示ができる電子黒板。今後は双方の特徴を生かし、子どもたちの可能性を広げる学習の実現を図っていきたいものだ。

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プロフィール

ゆきまつ

Author:ゆきまつ
幸松(ゆきまつ) 
   孝太郎(こうたろう) 
65歳
住所:名張市百合が丘西2ー86
職業:名張市議会議員(無所属)
家族:妻、二男一女の5人家族
座右の銘:
”Mastery for Service
(奉仕のための練達)”
「”社会の中で輝いた生き方”をするために!」

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