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 ゆきまつ孝太郎活動報告〔無所属〕

名張市議会議員【2期目】 教育民生委員長

2011-05-21 [ Sat ]
テーマ:災害

 関西学院大学 室崎益輝 総合政策学部教授が平成22年防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞した。

 防災功労者内閣総理大臣表彰は、「防災の日」及び「防災週間」に基づき、災害時における人命救助や被害の拡大防止等の防災活動の実施、平時における防災思想の普及、防災体制の整備の面で貢献し、特にその功績が顕著であると認められる個人、団体に贈られる。

 室崎教授は、防災研究の第一人者として優れた研究成果を残し、日本災害復興学会や地域安全学会などに所属し、地震に関する教育や普及活動を積極的に続けている。さらに、中央防災会議「東南海、南海地震等に関する専門調査会」専門委員、「地方都市等における地震防災のあり方に関する専門調査会」専門委員等を歴任している。

 今年度は室崎教授以外に3個人と14団体が今年度の受賞者に選出された。

ところで、最近2回ほどお話を聞く機会に恵まれた。

『震災直後から関西マスコミは思考停止に陥り現状認識を放棄していた。
 教授が民間人による救助救済活動が初期段階で出遅れた原因に付いて濁しておられるがマスコミ、知識人、ボランティア関係者が初動規制した事が原因だと断言出来るまずはコーディネーターの派遣を震災当日1日だけ小学校の体育館へ避難の経験ですが、まだ誰もが誰かの指示を待っている状態でした。先生方が一応仕切り役でしたが、私は気づいたことはどんどん提案していきました。余震による窓ガラスの飛散防止と暖を取るためカーテンを閉める事、暖を取るために運動マットを敷くこと。マットは数に限りがあるので、初めは躊躇されましたが、2回目に言って出してもらえました。まずはコーディネーターの派遣が必要だと思いました。

●管理チームを配置しておく
 指定の避難所に、必ず管理チームを指定しておくといいのではと思います。管理チームは、全体指導者(リーダー)、連絡係(行政と避難者をつなぐ)、健康や心の管理者(看護婦、医師)の3人で構成。また行政が、管理チームへの災害時に対する指導や各チームの連携体制などを日頃から行っていれば、災害時に更にスムーズに対応ができるのではないかと考えます。

●自治組織の活用やチリの落盤事故で、救助を待つまでの間、リーダーなど役割を分けて自律的な行動がとられていたことが大きく報道されました。避難所でも、町内会組織などを活用して自律的に運営できそうに思います。ただ、職場と異なり指揮命令系統があるわけではないので、普段から行事などで共同作業する体験を数多く持っておくことが力になるかもしれません。私自身も地域の活動に消極的だったので、いざというときのためにももう少し積極的に関わろうと反省しています。

●チームづくり
 ハード面ではなくソフトウェアの面からの提案としては、避難してきた人が取り組んで報酬を得られる仕事を振り分け、とりまとめる仕組みがあるとよいと思います。現地の人が復興につながる仕事をし、外からは資金提供をするCash for Workと呼ばれるプログラムがあります。必要とされることが心の支えになる時もあるのではないでしょうか。私たちにはできる限り支えていく覚悟が問われると思います。

●物資の配布方法について
 11日震災当日、ある中学校が避難所になっていると聞きお世話になり、毛布、カンパンなどご用意いただきました。予想以上の人数だったせいか、全員分はありませんが……と言いながら、職員の方が色々持ってきてくれました。この配布の仕方、先着順ではなくて、高齢者の方や子どもなどを優先してほしいと思います。譲る人もいれば、我先にと飛んでいく人もいます。全員分無いときは、優先順位をつけて取り合いにならないように配慮することも大切だと思いました。

●避難場所単位ではなく
 食糧などの配給は、避難場所に避難している人だけでなく、指定の区域内にいる人たち全員が、配給された食糧や物資を受け取れるシステムに変えた方がいいと思いました。家が無事残っている人は、やがて指定避難場所から帰宅します。ですが今回の地震では、自宅に戻ってもライフラインは途絶え、お店は閉まっているため買い物もできません。衣食住のうち、食はやがてなくなります。食事だけでも避難所で食べられれば、食に困ることはなくなるのでは。衣食住のうち、食はやがてなくなります。食事だけでも避難所で食べられれば、食に困ることはなくなるのでは。

●環境を小さなところから変えて!
 一時的な避難所とその後の生活の場を区別する事に大賛成です。私もそう思います。避難所を出た後もずっと元気で生きてほしいから、病気にならない為、少しでも体に活力を与え元気になってほしいと思うから、私は、朝のラジオ体操をそれぞれの避難所で時間を決めて実行して頂く事を、強く提案したいと思います。エネルギーを循環させてほしい。避難所生活であってもメリハリのある生活を送ってほしい。テレビで見る度にずっと思っていた事です。お力添えで輪を広げて下さい。宜しくお願いします。

●通信手段として
 今回の震災で物資がうまく届かない問題があります。道路が使えない、ガソリンがない等もありますが、通信手段が途絶え避難所の声が届かないのも一因かと思います。いかに私たちが電話を始めとする電気ツールに頼っていたか思い知らされました。提案は、『坂の上の雲』で知ったのですが、戦艦同士の指示を旗の組み合わせで連絡してました。あれをマスターするのは難しいとは思いますが、燃料が欲しいとか、ここには何人いるとか、知らせる手段にならないかと思ったんですが、どうでしょう?

●暑さも
今回の地震ではとりわけ寒さが取り上げられましたが、夏場でのコンテナ暮らしはかなり厳しいかと思います。また衛生面ひいては食中毒など、冬場とは違う難点に直面するかとも思われますので、そのあたりを考慮してみるのはいかがでしょうか。

●義援金を集めること
 海外に拠点を移してからいくつもの大地震が日本を襲い、実家のある新潟でも中越大地震に見舞われました。小さな頃は新潟地震の経験から避難訓練を受けていて、母が縫ってくれた防災頭巾をいつも机のわきにかけていたことを覚えています。でも、実際大きな地震を体験していないからでしょうか。何が必要で、どうあるべきなのか全く想像できません。今は私にできること、義援金を集めることくらいしかできないようです。

●人の「きずな」で、避難所を快適に
 東日本大震災では、避難所に物資が届かない、医師や看護師が来ない、といった状況の下で、避難所は極めて過酷な状況におかれています。その中での救いは、被災者相互が支え合う関係をつくって、避難所を少しでも快適な環境にしようと、頑張っていることです。人々の温かい絆が、過酷な環境を和らげるうえで、大きな役割を果たしています。

 この反対に、空間や設備がいくら立派であっても、そこを運営する態勢や人のつながりが欠けていると、心が安らぐ場にはなりません。運営が悪いと、ケンカが絶えない避難所、ゴミが散乱する避難所になってしまいます。避難所は、一つのコミュニティ社会です。様々な人が、共同生活を営む場所です。互いを尊重しながら迷惑をかけないように、最低限のルールを守っていかなければなりません。

 そこでまずは、規律や規範といったルール作りが欠かせません。このルールでは、リズムのある生活を保持するため、1日の生活時間割を決める必要があります。体操の時間のご提案、いいですね。避難所では、不活発病で亡くなる人が多いだけに、体操は欠かせません。足湯の時間やおしゃべりの時間などもあれば、いいですね。

 コミュニティのようなものということでは、多くの人からご提案いただいたように、運営のためのチームをいかに作るかも、大きな課題です。ここでは、リーダーシップとパートナーシップが欠かせません。コーディネーターが必要というのは、その通りです。多様な人をつなぐということが、欠かせないからです。

 避難所の運営は、地域の代表、行政の職員、学校の先生、ボランティアなどの協働作業です。役割分担や運営連携などをチーム構成とともに決めておくことも大切です。子ども代表の参加があってもいいですね。この中では、地域の代表が運営の中心になること、学校の先生に過度の負担をかけないこと、キーポイントです。

 さて、今回の避難所で問題になったことへの解決策も、たくさんいただきました。避難所にいる人だけでなく、避難所に来ていない人のことも考えるという、ご意見に大賛成です。避難所は、被災地域全体のオアシスであってほしいと、思います。』

 貴重なお話ありがとうございました。大学の学生たちは、被災地に向かうバスの中にいます。石巻の避難所でボランティア活動をする予定です。皆さんへのご提案が出せるよう、頑張ってきますとのこと。

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プロフィール

ゆきまつ

Author:ゆきまつ
幸松(ゆきまつ) 
   孝太郎(こうたろう) 
65歳
住所:名張市百合が丘西2ー86
職業:名張市議会議員(無所属)
家族:妻、二男一女の5人家族
座右の銘:
”Mastery for Service
(奉仕のための練達)”
「”社会の中で輝いた生き方”をするために!」

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