ゆきまつ孝太郎活動報告〔無所属〕

名張市議会議員【2期目】 教育民生委員長

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2013-05-15 [ Wed ]
テーマ:南海トラフ地震による三重県沿岸部の被害想定PK2013051402100160_size0.jpg

「三重では揺れたら条件反射で逃げるべきだ」と指摘する川口准教授=津市の三重大で

 東日本大震災は被害をできるだけ減らし、速やかに生活を再建するための「備え」が重要であることを再認識させた。近い将来、南海トラフ地震と津波の被害が懸念される三重県。住宅の耐震化や家具固定などを当たり前のこととして「防災の日常化」を勧める川口淳三重大准教授(建築構造学、地域防災学)に、震災の教訓や今後のまちづくりなどを尋ねた。

 -岩手・三陸沖と県南部のリアス式海岸は、よく似た地形だと言われている。

 基本的にはそっくり。県南部が岩手のような被害を受けることは容易に想像できる。ただ、岩手は震源が遠い分だけ揺れが小さくなり、津波到達時間も三十~四十分かかった。県南部は震源域が近くて揺れの減衰があまり期待できず、津波到達時間も圧倒的に短い。揺れたら条件反射で逃げなければならない。

 また、牡鹿半島から西の石巻、仙台一帯は平野部があって沿岸部が直線的に続く地形だが、津から松阪、明和、伊勢の辺りに似ている。伊勢湾の湾口は渥美、志摩両半島で狭まっているため、波の浸入に時間がかかり、波力も弱まるが、この辺りは高台が少なく、広範囲に浸水被害が及ぶ可能性がある。

 -震災の教訓は。

 津波からの避難は、それぞれの人がベストを尽くし、海から離れた高い場所に逃げることが重要。ただ、避難が困難な場所は厳然としてある。現状では行政が津波避難タワーのような緊急避難場所を整えることが必要だ。

 ただ、千年に一度の地震の発生を考え、まちのあり方を真剣に議論すべきだ。日本人は、そこに住む危険性と恩恵を比較しながら住む場所を選んできた。

 しかし、明治から昭和にかけ、自然がつくり出した地形を土木技術でねじ曲げてしまった。例えば、埋め立てた緩い土壌の上にマンションを次々に建てた。恩恵が少ないのに、危険性の高い場所であるのを知らずに住んでいる例もある。千年に一度の地震と津波のリスクを踏まえ、長期戦略でまちを改造する最後のチャンスが今だ。

 -高台移転を含めたまちづくりは三重で可能なのか。

 すべての地域で可能だとは言いづらい。ただ、百年、二百年にわたって永続可能なまちづくりはどうすべきなのか、まちの総合計画に一定の方向性を示すことが必要だ。今、手を付けねば限界集落とコストだけが増える。

 その地で生まれて育った人に「ここはもう住めない」と言うのは確かにきつい。しかし、本当にそこに長い間住んできたのかどうか。直近の数世代が住んでいるのかもしれない。孫、ひ孫のことを考えた時に、まちのあり方をどうすべきなのかを議論しておくべきだ。そうすれば東北のように復興が停滞することを、多少なりとも防げるだろう。そうしたことを一生懸命に考える地元の人材と行政マン、専門家が育たなければならない。
 -三重大には地震、津波の専門家がいないと指摘する声もある。

 四県の国立六大学がタッグを組み、各大学単位で足りない研究部門を補いながら減災研究を進める「東海圏減災研究コンソーシアム」が発足した。名古屋大には津波、地震の専門家がおり、その知見を活用したい。代わりに地域特有の課題はわれわれが担う。大学に先生を一人だけ連れてくるよりも、大きな枠組みの中でやりくりする方が現実的だ。

(聞き手・相馬敬)

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プロフィール

ゆきまつ

Author:ゆきまつ
幸松(ゆきまつ) 
   孝太郎(こうたろう) 
65歳
住所:名張市百合が丘西2ー86
職業:名張市議会議員(無所属)
家族:妻、二男一女の5人家族
座右の銘:
”Mastery for Service
(奉仕のための練達)”
「”社会の中で輝いた生き方”をするために!」

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