ゆきまつ孝太郎活動報告〔無所属〕

名張市議会議員【2期目】 教育民生委員長

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2012-12-23 [ Sun ]
テーマ:子ども
子どもの力を引き出すセミナー
辻井いつ子の基調講演(11月)からを紹介しよう。

 『本日は私が息子とともに歩んだ年月を振り返りながら、子どもの可能性とその伸ばし方についてお話しします。息子が誕生したのは1988年のことです。私自身とても健康でしたし、産婦人科医の夫がそばで経過を見守ってくれていたこともあり、健康な赤ちゃんが生まれてくると信じていました。しかし、生まれてきた息子には、全盲という想像もしていなかったハンディキャップがあったのです。子育て自体、本当に大変なことですが、息子の視覚に障害があるという点で、私たちの子育てには難しい部分が多くありました。そんななかで音楽は、私たち親子を明るい気持ちにしてくれる、なくてはならないものでした。
 
 生まれて間もない頃から、息子は音楽をかけるととても機嫌がよくなっていました。だから私は、子どものための童謡ばかりでなく、ジャズやポップス、クラシックなど、ジャンルを問わず、好きな音楽をいつもかけていました。なかでも息子はクラシックによく反応し、特にショパンの「英雄ポロネーズ」がお気に入りでした。8カ月の息子が曲に合わせて足でパタパタとリズムをとって楽しそうにするので、そのCDばかり繰り返しかけていると、ある日CDが傷んで音が飛ぶようになってしまいました。私は、息子は「英雄ポロネーズ」が好きなのだと思っていたので、違う演奏家のCDを購入してかけると、なぜか全く反応しない。夫は「赤ちゃんだし、飽きちゃったんじゃないの」と言いましたが、私は「もしかすると、このピアニストの演奏があまり好きではないのかも」と感じたのです。そこで、以前あったものと同じピアニストの「英雄ポロネーズ」を探して聴かせると、また足をパタパタさせて喜びました。「この子は演奏家の違いを聴き分ける耳を持っている子なんだ」と思い、うれしかったのを覚えています。
 
 そんなことがあったので、私は「もしかしたらこの子は音楽が好きなのかもしれない」と思い、買い物の途中で目にとまった小さなおもちゃのピアノを買ってきたのです。最初はでたらめに音を出しながら遊んでいましたが、息子が2歳のとき、こんなことがありました。息子は、私の声が聞こえると安心していたので、そばを離れて家事などをするときはいつも歌を歌っていました。12月だったので、私が「ジングルベル」を歌っていると、歌声に合わせて、息子のいる部屋からジングルベルのメロディーと伴奏らしき音が聞こえてきたのです。私がびっくりして「いつのまにこんなことができるようになったの?もう一回弾いて」と言うと、息子はとてもうれしそうに何度も弾いてくれるのです。それからは、私が歌った歌を息子がおもちゃのピアノで再現するというのが私たち親子の毎日の遊びとなりました。それは英才教育などではなく、お互いに楽しく、本当に幸せな時間だったのです。
 
 私は「ハンディキャップのある息子に何か一つ、自分の好きなことを見つけてあげたい」と、強く願って息子とともに歩んできました。私が子どもの頃習ったピアノの先生はとても厳しく、途中でピアノを好きでなくなったこともあり、息子が楽しくピアノを弾いていられるよう、先生選びは慎重にしてきました。そして息子のピアノの演奏に対して、私は褒めることを何よりも大切にし、否定的なことを言ったことはありません。また、「やってみたい」と言ったことは「好きなことならやってみたら」という姿勢で応援してきたつもりです。私は子育てを通して、人間の持つ可能性の大きさを実感してきました。だからぜひ、子どもが「これをやってみたい」「こんな風になりたい」と意思表示をしたときには、それを否定せず「あなたなら、きっとなれるよ」「応援するから一緒にやってみよう」と言ってあげてほしいと思っています。それぞれの子どもが持っている個性とじっくり向き合い、その可能性を大切に育んであげてください。

 つじい・いつこ/1960年、東京生まれ。フリーアナウンサーとして活躍。88年に生まれた長男・伸行氏が生後間もなく全盲とわかるが、持ち前のポジティブさと行動力でその才能を引き出し、プロのピアニストへと親子二人三脚で歩んだ。著書に『親ばか力 子どもの才能を引き出す10の法則』などがある。

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プロフィール

ゆきまつ

Author:ゆきまつ
幸松(ゆきまつ) 
   孝太郎(こうたろう) 
65歳
住所:名張市百合が丘西2ー86
職業:名張市議会議員(無所属)
家族:妻、二男一女の5人家族
座右の銘:
”Mastery for Service
(奉仕のための練達)”
「”社会の中で輝いた生き方”をするために!」

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