ゆきまつ孝太郎活動報告〔無所属〕
名張市議会議員【2期目】 教育民生委員長
2012-11-25 [ Sun ]
テーマ:伊賀市
先週終わった伊賀市長選挙では、少なくとも十人の市議が元市企画総務部長、赤澤行宏氏(62)を支援したのに対し、岡本市長を支援したのは、わずか二人。岡本市長の当選を受け、市議らは「接戦になるとは思ったが、まさか岡本さんが勝つとは」などと、驚きを隠せない様子だ。
そんな中、岡本市長との〝協調路線〟を歩もうとする市議の動きも出始めている。ある市議は、赤澤氏を支援していた市議が選挙結果を受け、岡本市長を訪問したと明かす。この市議自身は「今になって岡本氏にすり寄れば、逆に反感を買うかもしれない」と、慎重な姿勢だ。
別の市議は「議会が紛糾するとすれば、まずは人事案件からだ」とし、岡本市長と議会の対立の可能性を示唆。十二月議会で提出される見通しの副市長や教育長の人事案を受けた議会の反応が、岡本市長との関係を示す指標になると見込む。
さらに、庁舎問題で岡本市長と対立する構えの市議も。老朽化した市役所を耐震補強して活用すべきと主張する岡本市長に対し、この市議は「市役所の新築は、合併特例債が起債できる今しかない」と、あくまで現在地での新築を貫く姿勢だ。
■ ■
市議らが岡本市長との関係を模索する背景にあるのは、来年三月に実施される見通しの任期満了(三月三十一日)に伴う市議選だ。
昨年三月の副議長選をめぐり、現職市議二人が逮捕された贈収賄事件で、議会への不信感が高まっていることから、現職市議にとって厳しい選挙戦となるだろう。また、定数も現在の二八から二四に減少する。
水面下で〝岡本チルドレン〟の擁立に向けた動きがあることも、現職市議にとっては脅威となる。岡本陣営の関係者は「行政に変革が起ころうとしている中、この波に乗らずにいつ出馬するのか。市長選で吹いた風を、議会の場にももたらしたい」と意気込む。
一方、岡本市長は就任記者会見で、議会との関係について、「しっかり説明すれば、反対されることはないと思う。良い緊張関係を保ちたい」と、自信を見せた。さらに、「市長選で民意がはっきりとした形で示されたことを、行政だけでなく議会もしっかりと受け止めてもらわなければ」と付け加えた。
また、岡本市長は工事が進む市役所の庁舎建設計画について、中止に向けて何らかの手続きに入ったことを明かした。さらに、十二月議会で提出される一般会計補正予算は「大なたを振るわせてもらった」と強調。岡本市長による〝改革〟は、十二月議会で表面化するとみられる。
同市誕生以降、初めて民間出身者が当選した今回の市長選。民間出身者が九千票余りの大差をつけて元市職員を破った選挙結果は、土木工事業者と内保博仁前市長による温泉旅行問題に加え、贈収賄事件が発覚した議会に対する批判の現れとも取れる。
岡本市長の方針に異を唱える市議も、この結果は重く受け止めざるを得ないだろう。まずは十二月議会で岡本市長と十分な議論を尽くした上で、それぞれの立場を明確にすべきだ。 (伊勢新聞から引用)
先週終わった伊賀市長選挙では、少なくとも十人の市議が元市企画総務部長、赤澤行宏氏(62)を支援したのに対し、岡本市長を支援したのは、わずか二人。岡本市長の当選を受け、市議らは「接戦になるとは思ったが、まさか岡本さんが勝つとは」などと、驚きを隠せない様子だ。
そんな中、岡本市長との〝協調路線〟を歩もうとする市議の動きも出始めている。ある市議は、赤澤氏を支援していた市議が選挙結果を受け、岡本市長を訪問したと明かす。この市議自身は「今になって岡本氏にすり寄れば、逆に反感を買うかもしれない」と、慎重な姿勢だ。
別の市議は「議会が紛糾するとすれば、まずは人事案件からだ」とし、岡本市長と議会の対立の可能性を示唆。十二月議会で提出される見通しの副市長や教育長の人事案を受けた議会の反応が、岡本市長との関係を示す指標になると見込む。
さらに、庁舎問題で岡本市長と対立する構えの市議も。老朽化した市役所を耐震補強して活用すべきと主張する岡本市長に対し、この市議は「市役所の新築は、合併特例債が起債できる今しかない」と、あくまで現在地での新築を貫く姿勢だ。
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市議らが岡本市長との関係を模索する背景にあるのは、来年三月に実施される見通しの任期満了(三月三十一日)に伴う市議選だ。
昨年三月の副議長選をめぐり、現職市議二人が逮捕された贈収賄事件で、議会への不信感が高まっていることから、現職市議にとって厳しい選挙戦となるだろう。また、定数も現在の二八から二四に減少する。
水面下で〝岡本チルドレン〟の擁立に向けた動きがあることも、現職市議にとっては脅威となる。岡本陣営の関係者は「行政に変革が起ころうとしている中、この波に乗らずにいつ出馬するのか。市長選で吹いた風を、議会の場にももたらしたい」と意気込む。
一方、岡本市長は就任記者会見で、議会との関係について、「しっかり説明すれば、反対されることはないと思う。良い緊張関係を保ちたい」と、自信を見せた。さらに、「市長選で民意がはっきりとした形で示されたことを、行政だけでなく議会もしっかりと受け止めてもらわなければ」と付け加えた。
また、岡本市長は工事が進む市役所の庁舎建設計画について、中止に向けて何らかの手続きに入ったことを明かした。さらに、十二月議会で提出される一般会計補正予算は「大なたを振るわせてもらった」と強調。岡本市長による〝改革〟は、十二月議会で表面化するとみられる。
同市誕生以降、初めて民間出身者が当選した今回の市長選。民間出身者が九千票余りの大差をつけて元市職員を破った選挙結果は、土木工事業者と内保博仁前市長による温泉旅行問題に加え、贈収賄事件が発覚した議会に対する批判の現れとも取れる。
岡本市長の方針に異を唱える市議も、この結果は重く受け止めざるを得ないだろう。まずは十二月議会で岡本市長と十分な議論を尽くした上で、それぞれの立場を明確にすべきだ。 (伊勢新聞から引用)
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