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 ゆきまつ孝太郎活動報告〔無所属〕

名張市議会議員【2期目】 教育民生委員長

2012-08-12 [ Sun ]
テーマ:震災がれき NO.29

 昨日の伊和新聞に次のような記事が掲載されているので紹介したい。

『八日「東日本大震災のがれきや、がれきの焼却灰を伊賀へ持ちこまないで」と、伊賀市の特定非営利法人廃棄物問題ネットワーク三重の代表理事吉田ミサオさんら27団体と58人の個人が、鈴木三重県知事への緊急申し入れ書を三重県伊賀県民センターへ提出、県の小野要吉廃棄物リサイクル課長らに手渡した。

 文書は、地元伊賀地区で産業廃棄物問題の運動実績がある吉田ミサオさんらが作成、これに加え、笑顔でつながろう!伊賀の会(代表・黒木美智子)、名張の未来を考える会(代表・卯津江加奈)、安心して暮らしたい三重(代表・小崎真也)、放射能ええかげんにせん会(代表・田中宏樹)、パンロード(代表・須藤葉子)、三重県保険医協会環境部(代表・岩名淳一)、伊賀名張震災復興を考える会(代表・竹政定子)、月ヶ瀬・伊賀の農業を守る会(代表・小川正一)、NPO伊賀・水と緑の会(代表・畑中尚)、新日本婦人の会伊賀支部(代表・谷口二三
子)、森田樹木医事務所(代表・森田由一)、子育てグループハハノワ(代表・荒本章代)、百合丘クリニック(山中章好)、国際支援NGOあい(代表・山原ひろゆき)、なな色の空(代表・上村日苗)、穀菜食cooking(代表・吾妻由香)、伊賀ベジタブルファーム(株)(村山邦彦)、谷農園(代表・小倉和久)、寿々芽(すずめ)農園(代表・高島寿和)、ハラペコあおむし(代表・奥田美和子)、げんごろう(代表・村上良平)、木の家具HIKONO NPO伊賀有機農産供給センター(代表・松井佳昭)、つながる食を考える「こどもとごはん」(代表・草部豊美)、安全・安心な三重の食と水を守る会(代表・大盛啓)らの市民団体と個人が名前を連ねた。

<要望書の内容>

私たちは、震災がれき処理に関し県民の不安を解消しない鈴木英敬知事の行動に対
し、各種団体・個人の方々とこの一点での緊急申入れをするものです。野田政権が復
興庁の発足を機に、宮城、岩手両県で発生した震災がれきの広域処理キャーンペンを
一段と強力に推進し始めました。旗振り役の環境省は「がれきは安全」「復興の足か
せになっている」と受け入れを迫りますが、ほかに選択肢はないのでしょうか。広域
処理は必要性、妥当性、正当性の観点から検討が必要です。下記の4項目に対して回
答を求めるものです。

1、必要性について

「がれきがあるから復興がすすまない」と広域処理を推進する方々は言われます。
「環境総合研究所」池田こみち氏いわく、「被災地に何度も足を運んでいるが『がれきがあるから復興が進まない』という話は聞かない。被災地では、住宅再建や雇用の確保、原発事故の補償を求める声が圧倒的に多い。がれきは津波被害を受けた沿岸部に積まれるケースが多いが、そこに街を再建するかはまだ決まっていない。高台移転
には、沿岸部のがれきは全く障害にならない。がれきが復興の妨げになっているかのような論調は、国民に情緒的な圧力を加えているだけ。」さらに岩手県、宮城県における震災がれきの発生量は、再精査の結果大幅に見直され下方修正された数値が5月に発表されています。それによれば、宮城県、岩手県ともに、広域処理対象分は大幅
に少なくなり、既に両県内に設置されている仮設焼却炉により処理予定期限内(平成25年度末まで)に焼却処理は十分可能となっている事が分かっています。また、再精査の結果、岩手県内で当初より発生量が増加したものは、津波により汚染された水田土壌やがれきに付着した土壌など、広域処理には不向きな不燃物であることも岩手
県知事の会見により明らかとなっています。従って、現状において、岩手県から三重県まで、災害廃棄物を大量に長距離輸送し、受け入れ自冶体側の住民の合意も取れない状況で、受け入れることはまったく必要がないと思います。
それにより不要な税金をさらに投入することとなり適正な公金の使い方とは言えません。万一、岩手県内での処理が困難な場合でも、隣接の宮城県内では受け入れが可能だと思えます。(別添、8月1日に参議院議員会館で開催された院内集会の資料(大田区会議員 奈須りえ氏発表「災害廃棄物総量見直し」はどうおこなわれたか。を参
照してください。)
がれき全体の処理処分進捗率は全体で依然として25%程度となっていることは事実ですが、発生した災害廃棄物(がれき)に占める広域処理対象分は10%以下と極めて少なく広域処理よりも全体的ながれきの処理を進めることが復興には不可欠です。環境省はがれき全体の処理を当初から3年度で行う予定としており、その初年度平成23年
度はがれきの撤去(仮置き場への移動)、2年度目から処理処分としており、ようやく処理処分のための仮設焼却炉が7月から本格稼働する時期となっています。そして、宮城県・岩手県ともがれきの処理については、ゼネコンに一括発注を済ませています。このようながれき全体の処理計画、それに基づく作業の進捗を十分理解すれば、税金の無駄となるような広域処理を安易に進める必要がない事は明らかです。ゼネコンへの発注には既に多額の税金が投入されています。(23・24年度の2年度ですでに1兆800億円が投じられています。)鈴木知事は、現地の何処を視察して、次のように述べられているのでしょうか?
「被災地にはがれきが山積みになったままだ。少しでも処理に協力したい。多くの県民も同じ思いだと信じている。…中日新聞 平成24年7月14日付け」
広域処理の必要性に疑問があります。

2、広域処理の妥当性について

環境・安全面は住民が最も心配している点です。環境省の広域処理ガイドラインでは、被災地からの搬出から受け入れまでに複数回、放射線量を測定することになっていますが、いずれもサンプル調査。その精度については、同省も「サンプルを採取しなかった部分で、放射線量が高いところがないとは言えない」(適正処理・不法投棄
対策室)と認めざるを得ません。測定を繰り返して安全性を強調していますが、実は非科学的です。がれきを全部測ることができないのは分かりますが、公表されているデータでは、がれきのボリューム、採取方法、なぜサンプルが全体の線量を代表できるかの根拠が不明です。安全性について、鈴木知事は、何を根拠に安全と言われるの
でしょうか。また、国は8000Bq/kg以下であれば、通常の廃棄物と同様に管理型最終処分場に埋立処分をおこなっても問題ないとしていますが、放射性セシウムは非常に水に溶けやすく、すでに関東地域の処分場では8000Bq/Kgを大きく下回る廃棄物を埋立処分した結果、大雨により浸出水にセシウムが浸出し、排出基準を超過した例
があると報じられています。降雨量の多い三重県において、多少でも放射性物質を含む災害廃棄物及びその焼却灰を通常の廃棄物と同様に処分場に埋立処分することは、汚染物質の拡散に繋がる行為であり容認することは出来ません。


3、経済的妥当性について

放射性レベルが低いというのであれば、がれき処理専用の仮設焼却炉を現地に作って処理するのが最も効果的と思います。雇用も生まれますし、高い輸送費をかけて日本中に持って行くのは、ばかげています。環境面・経済的妥当性からも考え直すことが必要です。今回、三重県で受け入れると仮定した場合、いくら費用がかかるのかと想
定しているのか、明らかにしてください。輸送費、分別、破砕等中間処理費、焼却処理費、埋立処理費用についてお示しください。それは、県が独自に負担する費用ですか。それとも国に負担を求めるのですか。特に、「三重中央開発」に埋立処理を委託する場合、トン当たりいくらで受け入れをしてもらうのでしょうか。明らかにしてく
ださい。国に求めるとすれば、すでに被災県ではゼネコンに処理を一括で発注していますので二重の公費支出となります。

4、地元意見の正当性について

震災がれきの広域処理問題で、伊賀市と名張市でつくる伊賀南部環境衛生組合(管理者 亀井利克名張市長)が7月16日、伊賀市阿保の青山ホールで、ごみ処理施設周辺5地区を対象に行いました。住民説明会(約320名)では「不安の種は持ち込まないで」と受け入れに反対の声が大勢であり、内保博仁伊賀市長は「現在の協定では
他の地域のごみは持ち込めない」と言う発言をしています。鈴木英敬知事は、地元の協定および事前の各市長にも打診をせず「三重中央開発」に受け入れ要請をすること事態、地元住民の声を聞かずワンマン的な行動と思います。市民の声を聞く民主的な行動をなぜ取らなかったのでしょうか。また、廃棄物の処理施設は焼却施設であれ埋
立処分場であれ、地域住民にとっては迷惑施設であり、通常の廃棄物の場合でも地域では大変な軋轢、紛争の末、ようやく合意を得ているものであることはご承知のとおりです。それにも拘わらず、そうした施設周辺に暮らす住民の意向も考慮せず、国から県、県から市町村へと地方自冶、住民参加の手続きを無視して進められる今回の
「広域処理」のあり方は、放射能レベルの問題以前に大きな問題を抱えており、地方自冶体の長として見識のある判断をすれば、安易に受け入れるべき問題ではないはずです。実際のところ、新潟県の泉田知事は、国が推進する災害廃棄物の広域処理政策について、一つひとつ具体的な問題点を環境省に公開質問をしています。

まとめとして、三重県が被災地を支援できることは瓦礫の受け入れだけではないはずです。被災地から避難している方々の受け入れ、被災地への直接的な支援などより多面的な有効な支援のあり方について、市民と協議し実行していくことがもとめられます。
以上4点について申入れを致します。回答期日は8月15日までにお願い致します。』

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プロフィール

ゆきまつ

Author:ゆきまつ
幸松(ゆきまつ) 
   孝太郎(こうたろう) 
65歳
住所:名張市百合が丘西2ー86
職業:名張市議会議員(無所属)
家族:妻、二男一女の5人家族
座右の銘:
”Mastery for Service
(奉仕のための練達)”
「”社会の中で輝いた生き方”をするために!」

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