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 ゆきまつ孝太郎活動報告〔無所属〕

名張市議会議員【2期目】 教育民生委員長

2011-07-04 [ Mon ]
テーマ:斎場問題の統括

 この6月議会一般質問で、会派みらいと友好会派である心風会森脇議員の発言から「斎場問題の総括」について、ポイントをまとめてみたい。

(1)名張市の重大事業の1つであった斎場問題。その問題を巡って、3つの裁判が提訴され結審している。

1.住民が、富永前市長を訴えた「住民訴訟」
2.牛舎地権者が名張市に保安林申請手続きの続行を求めた「保安林解除申請続行請求事件」
3.牛舎地地権者が、売買代残金支払いを求めた「売買残金請求事件」
そして、4つ目にこれから法廷闘争になる
4.名張市が富永前市長に請求している「損害賠償請求事件」である。

(2)上記(1)の3つについて裁判結果をまとめてみると

1の住民訴訟は、最高裁まで争われ、住民側が勝訴。判決には、契約は適正額を超えるとして、富永前市長に損害賠償の支払いを命じたもの。同氏は、1998.735万円を名張市に支払った。

2の事件は、亀井市長が牛舎地の地権者と「円満解約する」という解決する約束で議会は、斎場を工業団地に建設することを決めたが、その後、市は、牛舎地の地権者が求めていた保安林解除を地権者に無断で取り下げていたため、地権者より「約束が違う」と保安林解除の申請続行を求める訴訟をした。市は敗訴した。判決は、名張市に解除手続きの続行を求めるとした。しかし、名張市はこれを不服として最高裁に上告したが、棄却され判決が決定した。現在、市は解除手続を進めている。

3の事件は、富永前市長と牛舎地の地権者で牛舎地の購入契約を行い、契約金の70%を支払った。1の住民訴訟で契約の過払いがあったとして勝訴の住民は、市が、残りの支払いをすれば「損害賠償請求訴訟」を起こすとしたため、市は支払いを保留した。そのために地権者は残金支払いの訴訟を起こしたものである。判決は、残金を支払うよう命じた。市はその結果を不服として名古屋高裁へ控訴したが、棄却されたもの。

これを受け
4つ目の裁判として、富永前市長に対し地権者に支払った残金2億4941万円と4月21日以降の支払い遅延金を損害賠償金として請求する訴訟を起こしたものである。判決は、早くて秋以降、遅くなれば来年までもつれる可能性が有る。

(3)次に、7/2の伊和新聞に掲載されている発言のポイントを紹介しよう。

①議会が斎場の位置変更を認めたのは、市長が政治生命を賭けた円満解決と合意解約し2重投資にはならないという、前提条件があった。⇒市長は、「ようやく「円満解決できなかった」と明言した。

②保安林解除申請手続き続行請求裁判では、名張市は完敗した。判示された内容は極めて重く、「契約は有効」とみなされたと解釈しなければならない。⇒「選挙公約は、契約に勝つ」と考えていたようだ。

③市が勝手に保安林の解除申請を牛舎地の地権者の承諾もなく取り下げた。⇒円満解決には、何度も面会を依頼したが、牛舎地の地権者は応じてくれなかった。だから、裁判になった」という市の主張。

④土地価格が高すぎると訴えた住民訴訟では、裁判所は「適正額を超える金額は違法であり、契約は無効である」とは言っていない。⇒市は、裁判所が算定した適正金額を超える金額を違法な金額と認識したことである。

⑤亀井市長が議会に協定書を明らかにして説明をした2回の特別委員会に「こんな協定書があったとは知らなかった、知っていれば議決はしていないなどと議員から発言があり、全会一致で斎場の位置変更を認めてもらった」と説明している⇒裁判所は「議員から協定書を議会に明らかにしても議員から議決の不存在・無効とはどの議員からも発言はなかった」と認定している。

⑥富永前市長の違法性は認定されている⇒高額な契約を結び強引に議決を取り付けた行為に対して裁判所が判示した。

⑦売買代金請求事件では、裁判所は金額の違法性を認識していない⇒市は、住民VS富永前市長による住民訴訟事件の裁判結果を残金請求事件の中で、勝手な主張を繰り返している。

⑧裁判所は、これまでの裁判において過去の判決文と判例ををもとに判決を下すので「判断は変わらない」⇒新証拠がなければ普通に考えても負ける。まして、別々の裁判結果を持ち出しているだけであり、顧問弁護士が「負けて当然である」

⑨富永前市長に対する損害賠償では、牛舎地の地権者に支払った遅延損害金まで、請求するのはナンセンスである⇒「勝手に保安林解除の申請を取り下げて、斎場の位置変更を決定したのは市である」明らかに遅延損害金は認められない。

⑩4つ目の富永前市長の訴状に対して⇒お粗末である。顧問弁護士を解任すべきではないか。

以上のように簡単に要約してみたが、議員として責任を感じる問題である。
しかしながら、これまで滝之原市有地取得にかかった『約11億5千万円』を市民の税金から支払ったことは事実であり、今後はこれ以上の無駄遣いは『しない』ことを約束したい。
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プロフィール

ゆきまつ

Author:ゆきまつ
幸松(ゆきまつ) 
   孝太郎(こうたろう) 
65歳
住所:名張市百合が丘西2ー86
職業:名張市議会議員(無所属)
家族:妻、二男一女の5人家族
座右の銘:
”Mastery for Service
(奉仕のための練達)”
「”社会の中で輝いた生き方”をするために!」

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