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 ゆきまつ孝太郎活動報告〔無所属〕

名張市議会議員【2期目】 教育民生委員長

2011-03-13 [ Sun ]
テーマ:一般質問

 3月9日最後に一般質問に立った幸松議員の質問は、
Q:水道事業の課題や今後の対応について
答弁:過去10年間の事業と経営の評価について回答します。名張市の水道事業は、昭和38年12月に経営認可を取得、昭和40年2月に給水開始、以降、数度にわたり事業の変更認可を取得しながら、事業を展開してきた。

 平成3年度から平成12年度に実施した第3次拡張事業は、料金格差の是正、サービス水準の平準化を図る(専用水道、簡易水道、飲料水供給施設を上水道部に編入)とともに、水需要の増加に対応する配水池の増設(男山配水池1万㎥)、送配水管の整備等を行いました。結果、平成13年度には、給水人口8.3万人、1日最大給水量3.7万㎥、給水普及率97.6%に達しました。

 しかしながら、水道事業者に対する需要者のニーズはますます多様化し、これまでの公衆衛生の向上、生活環境の改善を目的とする水道の普及促進と水の量的確保に主眼をおいた施設の拡張整備に加え、安全、安心な水道水の安定給水という質的向上が強く求められました。

 こうした諸課題に対応するため、計画目標年次平成13年度から平成22年度(10年間)、計画給水人口9.3万人、計画1日最大給水量5万㎥の事業計画を策定し、総事業費88億円とする第4次変更事業に取り組んできた。

 第4次変更事業では、「1.基幹施設の整備・更新、2災害に強い施設の整備、3配水幹線網の整備、4未普及地域の解消」を主要事業として位置づけし、事業展開をしてきた。

 基幹施設の整備・更新は、大屋戸浄水場の55億円をはじめ、富貴ヶ丘中央監視制御設備の更新、送配水ポンプ等の機械・電気計装設備の更新等を行い、効率的かつ安定的な水運用を図ってきた。

 災害に強い水道施設整備としては、耐震性の劣る石綿セメント管を耐震強度の高いダクタイル鋳鉄管やポリエチレン管に布設替え、老朽化がすすむ桔梗が丘系統送水管布設替え等を行うとともに、水道施設の耐震診断を行った結果、耐震性が低いと判定された施設については、耐震補強・補修工事を実施し対策を図りました。

 配水幹線網の整備は、配水区域のブロック化を構築するとともに、各ブロック間をバックアップする相互連絡管を敷設し断水時間や範囲を縮小することに努めました。

 未普及地域の解消は、赤目町長坂・鵜山・中知山の3地区を飲料水供給施設整備事業を活用し整備するとともに上水道に編入しました。

 以上の事業に要した費用の確保は、経営効率化計画を策定し、経費の削減を図るとともに水道需要者のご理解を得て料金改定を実施したことで、経営の安定化が図られ、事業の主財源となる損益勘定留保資金が確実に確保できました。
 このことにより起債等の借入金なしの自己財源で第4次変更事業を推進することができるとともに、名張市水道事業は、より安全で安心な水道水を安定して供給できる体制が整いました。
 一方では、本格的な維持管理時代になっていくことから、健全で持続可能な水道事業をめざし、適時適切な整備をしていくための更新計画を策定する必要があります。

Q:料金改訂した平成16年度からの収支効果について
答弁:現行の水道料金は、平成16年4月から平成21年3月までを料金算定期間としており、本来ならば平成21年度から料金を見直さなければならなかったわけですが、当分の間は料金改定を行なわず現行料金で経営努力を続けていくこととしている。これは、平成19年度に利率7%以上の企業債5億円余りを繰り上げ償還したことで、償還金利子が軽減できたことが一つの要因であったかと思われる。

 一方、水道料金を改定しなかった場合は、料金改定率が19.37%でしたので実績に比べ毎年度約2億4千万円少ない収入であったと推定され、平成20年度決算で約8億円の累積欠損が発生したと推測される。

 また、名張市の水道料金は適正なのかというご質問ですが、家事用22㎥消費税込の使用料金2614円は、三重県下14市の中で中間の料金レベルにあります。平成22年9月現在で一番安いのは桑名市の1942円、高いのは志摩市4840円となっています。また、三重県全体で比較すると平均が2866年となっていますので、名張市の料金は平均よりも安いということになります。この料金が適正価格かどうかのという判断は、収益的収支のバランスがとれて入るかどうかということで、平成21年度までは単年度収支が黒字でしたので適正な料金であったと判断されます。

 しかし、節水意識の浸透や経済不況により減収状態が続いていることなどで、平成22年度では収益的収支が赤字になることが想定され、さらに、平成23年度以降も同様で平成26年には繰越欠損金が発生すると予想されます。今後は損益分岐点を見極めながら水道料金改定も視野に入れていかなければならないと考えます。

 また、水道使用者の方に経営状況を把握していただくための方法として、現在は決算書等をホームページで公表していますが、今後は収支の検証結果等についてもわかりやすい公表の方法を研究していきたい。
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プロフィール

ゆきまつ

Author:ゆきまつ
幸松(ゆきまつ) 
   孝太郎(こうたろう) 
65歳
住所:名張市百合が丘西2ー86
職業:名張市議会議員(無所属)
家族:妻、二男一女の5人家族
座右の銘:
”Mastery for Service
(奉仕のための練達)”
「”社会の中で輝いた生き方”をするために!」

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